2024年7月 【DIY】新型フリードにドライブレコーダーを取り付けた

新型フリードの納車当日に、用意していたドライブレコーダーの取り付け作業を実施した。

事前にYouTube動画などでドラレコの取り付け方法は学習していたが、いざ本番となると戸惑うことが多く、試行錯誤をしながらの作業となった。

結局、2時間以上かかって作業を終えたが、うだるような暑さの中で最後は気持ちが悪くなり、危うく熱中症になるところであった。

目次

コムテックのドライブレコーダー「ZDR035」

どの会社のどのドライブレコーダーがよいのか、様々なサイトをまわって調べてみたが、結局決め手はないように思えたので、もっとも売れている手ごろなドライブレコーダーを選んだ。

コムテックのドライブレコーダー「ZDR035」。価格はAmazonで25千円ほどだった。
中身を広げて、説明書にある取り付け方をざっと確認した。

新型フリードにリアカメラを取り付ける

YouTube動画で確認していた手順で作業を進めた。まずはリアゲートのゴムチューブ (グロメット) にカメラの配線を通していく。
チューブを引っ張って外してみると、太い配線が通っていて余分な隙間はあまりなかった。
コムテック「ZDR035」の配線プラグは、両側ともL字だった。

通さなければならないL字プラグの大きさとゴムチューブの隙間を見比べて、しばし途方に暮れた。

針金で配線ガイドは自作してあったが、チューブの直径よりも配線のL字プラグが明らかに大きいので、うまく通るイメージがまったく湧かなかった。ストレート・プラグを採用しているドラレコを買うべきだったと後悔するが、後の祭り。

気を取り直してゴムチューブを確認してみると、そこそこ柔らかくて伸縮性があったので、配線ガイドは使わずに、ゴムチューブを外側から引っ張って伸ばしながら、少しずつL字プラグをぐりぐりと押し入れていくことにした。

ゴムチューブが破損しないように慎重に作業を続けて、やっとチューブの中からL字プラグの頭が見えた。
何とか配線を通したものの、この時点で汗だくになっていた。
次にブレーキ灯ユニットのカバーを外したが、この取り外しにも苦戦した。

ガチャガチャ動かしながら、カバーのツメがどこにあるのか、どの方向へ力を入れればカバーが外れるのか探ってみたが、まったく分からなかった。

リアガラスから垂直に力をかけるのか、リアガラスに平行に力をかけるのか、どちらかだろうと思ったので、徐々に力を増しながら交互に試したところ、リアガラスに平行に力をかけている時にカバーが外れた。

後で調べてみると、ツメ部分を破損する場合が多いようなので、自分で作業をする方は自己責任でトライして下さい。

2つのネジを外して、車体に固定されていたブレーキ灯ユニットを取り外した。
自作の配線ガイドを車体の中に入れてゴムチューブの穴まで伸ばし、配線をひっかけてガイドを引っ張り戻した。
リアカメラまでの長さを考えて、通した配線の長さを調整した。
ゴムチューブを車体に押し込んで元に戻した。
ブレーキ灯ユニットをネジで固定してから、カバーも戻した。カバーを外すのは大変だったが、はめるのは簡単だった。
リアカメラの位置決めをしてから付属の両面テープで貼り付けて、配線を接続した。車体とカバーの隙間に配線が押し込めるところは押し込んでおいた。
外からみたリアカメラ。随分時間がかかったが、ここまでは上出来。
ゴムモールを外して内張りの中に配線を隠しながら、配線をフロントまでもっていく。ゴムモールは引っ張れば簡単に外れる。
内張りの中に配線を押し込んで隠していく。これは至って簡単だった。
配線を押し込んでいくのに、この「内装はがし」がとても役に立った。
ゴムモールを外すと、べったり白い粘着物が塗られている箇所もあった。水漏れ防止のためかな。

フロントカメラまで伸ばしたリアカメラの配線は、1m以上余ってしまったので、助手席側のゴムモールを外して、テープでまとめた配線を押し込んでおいた。

新型フリードにフロントカメラを取り付ける

ドライブレコーダーの電源はシガーソケットから取り、配線はグローブボックスの裏側から、助手席側のピラーとルーフの内張りの中を通して、フロントカメラまで配線を隠していく。

グローブボックスのサイドを内側へ押すと、簡単にボックスが外れる。
シガーソケットから電源を取って、グローブボックスの裏から適当な隙間を通してピラーへ配線を伸ばした。余った配線はテープでまとめて、プローブボックスの裏へ隠した。
ボックスを閉じるとこんな感じだが、気が向いたらヒューズボックスから電源をとることも考えたい。
助手席のピラーカバーを外さなくても、配線を押し込むことができた。
リアカメラと同じように、位置決めをしてから両面テープでカメラを取付て、配線を接続した。

あまりの暑さに滝のような汗をかいて、後半は写真を撮っている余裕がなかった。設置作業が終わったとたんに、気持ちが悪くなってきたので、カメラの動作確認などは後日行うことにして、すぐに涼しい室内へ退避した。

外からみたフロントカメラ。
後日、操作方法を確認しながら、フロントカメラとリアカメラの動作確認をした。
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