神棚自作の後編です。
神殿の扉は錺金具 (かざりかなぐ) で装飾されていることが多いので、0.1mmの真鍮板を使って同じような装飾品を作ってみることにした。
タガネなど彫金用の道具はないので、千枚通しや模型用のテンプレートなど、手元にあるものを使って作業をした。
点描がとにかく面倒で、「何故こんなことをしているのだろう?」と思わなくもなかったが、「大事なことは面倒くさい」との宮崎駿の言葉を頭の中で反芻しながら乗り切った。
それなりの手間と時間がかかったので、リビングに神棚を設置したときは、ひと仕事終えたような達成感を覚えましたよ。
目次
神殿の扉に錺金具をつける
神殿を置く神棚を作る
リビングに神棚を設置する
まだ神殿の中に御札がない状態なので、そのうち好きな神社で御札を入手してこようと思う。
追加 : 神棚の上に雲を付ける
上階に住人が存在する場合、「神様より上に人がいる」として失礼にあたってしまうので、神棚には雲板を設置しなくてはならないと云う。
知ってはいたものの、安直だなぁと感じて気が向いたら付けようくらいに考えていたが、何となく気になるので雲板も自作することにした。
雲板を「文字」にするか、「形」にするかで迷ったが、あまり目立たないように「形」で雲を表現することにした。