2024年7月 【DIY】サイコロ型の木製万年カレンダーを作る

三角の飾り棚に置くサイコロ型の万年カレンダーを作ることにした。

棚のサイズに合わせて、正方体の大きさは1辺3cm位と決めた。手元にあるカフェ材の厚さは3cmなので、正方体にカットして部材を用意することにした。

問題は文字入れをどうするかだったが、ウッドバーニング用の電熱ペン (はんだごて) を使ってみたいと思い、白光 (HAKKO) の「マイペン」(Amazonで5,303円) を購入した。

木工品の飾り付けに1台あると便利だし、ちょうどAmazonのギフトカードが6千円分あったので、支払いに当てることができた。

目次

万年カレンダーの部材を用意する

丸ノコで3cm幅にカフェ材をカットして、さらに卓上丸ノコで正方体にした。文字入れに失敗しそうな気がしたので、多めに部材を用意した。
まずは切り出した正方体をきれいに研磨する。
荒いペーパーで角をなくしてから、目の細かいペーパーで丁寧に研磨した。
正方体は月日分4個と曜日分1個で、5個必要になる。

万年カレンダー用の文字入れをする

各正方体 (A~E) に入れるべき文字の組み合わせは下記の通り。

A01234
B156 (9)78
C012345
D0126 (9)78
E土/日
(※9は6をひっくり返して使う)
鉛筆で薄く下書きをした。
白光 (HAKKO) の「マイペン」を使って文字入れをする。
スイッチをONにして文字入れ可能な温度になると、赤いランプがつく。
いらない木材で少し練習をしてから、慎重に文字入れをした。
幸い失敗することなく、5個の正方体に文字入れをすることができた。

時間とともにペン先に近い部分が熱くなってくるのが気になったので、4~5文字描いたら電源を切ってしばらく間を置くようにした根気と集中力がいる作業なので、それがよい休憩になった。

電熱ペンは持ちやすくできていたが、ペン先を木面に接触させて少しずつ焼いていく感じで、普通のペンとは違う扱い方が必要だった。

油断すると一気に深く焼けてしまうので、筆圧が強くならないように注意した。逆に年輪部分は焼けづらいので、接触時間を長くして焼くようにした。いずれにしてもスムーズな線を描くのが難しい上に、全部で30面もあるのでかなり消耗した。

万年カレンダーを「未晒し蜜ロウワックス」で仕上げる

文字入れした正方体には、「未晒し蜜ロウワックス」を塗った。ブライワックスのラスティックパインで塗装するつもりだったが、試し塗りをしてみたところ、木口の色が濃くなり過ぎるので断念した。
完成したサイコロ型木製万年カレンダーを、さっそく三角の飾り棚に設置した。よい感じになった。
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