2階の妻の部屋を二重窓にして防寒対策をすることにした。
普通の引違い窓ならDIYでも簡単に内窓を設置できるが、コーナー出窓なのでハードルが少し高くなる。やり方を頭の中で色々と考えてはみたものの、なかなか完成形のイメージが固まらないので、実際に作業をしながら考えることにした。
ある程度しっかりしたものを作りたかったので、内窓の部材としてプラダンではなく中空ポリカを選択。2024年の年末までに完成するはずだったが、風邪をひいてしまって2025年にずれ込んでしまった。
効果のほどは分からないが、とりあえずやろうと思っていたことが終わってすっきりした。
簡易内窓の材料を揃える
今回購入したもの
アクリサンデー株式会社 エコな簡易内窓用部材 (4mm~4.5mm用)
横カバー 2200mm 1,180円
上レール 2200mm @1,350×2 2,700円
下レール 2200mm @980×2 1,960円
フレーム 2200mm @1,800×6 10,800円
取っ手付フレーム 2200mm @2,080×2 4,160円
中空ポリカ 910×1820×4.5mm @3480×3 10,440円
L字アングル 40×40mm 615円
L字アングル 10×10mm 276円
隅金 三方向 @220×2 440円
コアラグリップ 1,080円
超強力両面テープ 1,580円
合計 35,231円 (税抜き)
内窓の横カバーと上下のレールを取り付ける
中空ポリカで内窓を作って設置する
内窓部材の大きさを決める際の注意点
上下のレールに内窓を取り付けるので、内窓の高さは、下レールの高さ約8mmと上レールの底厚約2mm分を合わせて、約10mmくらい出窓の高さよりも低くする必要がある。
※ 内窓の高さ = 出窓の高さ- 10mm前後
幅30mmのフレームに中空ポリカが20mm差し込まれるので、内窓の仕上がりがカットした中空ポリカよりも縦横20mm大きくなることに注意する。
※ 中空ポリカの高さ = 内窓の高さ - 20mm
フレームを用意するときは、横フレームは中空ポリカの幅よりも20mm長く、縦フレームは中空ポリカの高さよりも40mm短くする。
※ 横フレームの長さ = 中空ポリカ幅 + 20mm / 縦フレームの長さ = 中空ポリカの高さ - 40mm
出窓の鍵をスムーズに開け閉めできるように、出窓の幅に合わせて内窓の幅も決める。
内窓を締めたときに、30mmの縦フレームがぴったり重なるように各内窓の幅を計算する。
はめ殺しの窓も二重窓にした
作業開始前は、コーナー出窓に内窓を上手く付けられるか心配だったが、まずまずの出来となった。
各種のサイズを間違えないように、慎重かつ丁寧に作業を進める必要はあるが、難しい部分はそれほどなかったように思う。
唯一、出窓のコーナーにL字アングルを垂直に立てるのが難しくて若干の誤差は生じたが、仕上がりに問題が出るほどのものではなかった。
1階の出窓はさらに大きいし、DIYでもそれなりのコストがかかるので、いまのところ内窓を付けるつもりはないが、今回設置した内窓の防寒効果と耐久性次第ではやってみてもよいかもしれない。