2025年2月 【DIY】富士登山杖を飾る壁掛けホルダーを作る

富士登山の際に使用した杖を、自室の壁に飾るためのホルダーを作ることにした。

杖は登山中に富士山の各山小屋で押してもらった焼き印入りの物で、当時は焼き印代が高くて腹立たしく思ったものだが、今となっては富士登山の記念品として大事な宝物のひとつとなっている。

普段はベッドサイドに立て掛けてあって護身用の棒としての役割も果たしているが、掃除の際に倒れたりするので、以前からきちんとしたホルダーを作りたいと思っていた。

目次

部材を加工する

適当な端材を見繕って作業開始。
杖を通すパーツと受けとなるパーツを作る。丁度よい大きさのテープの芯があったので、それに合わせて円を下書きした。
インパクト・ドライバーにドリルビットを付けて、適当に穴を開ける。
ノミを使って、杖を通す穴を開ける。
彫刻刀で形を整えていく。
円形が整ったら、木工用の紙やすりで研磨する。
穴のサイズを確認。
ガイド用の当て木をして、部材の角を落とす。
杖を通すパーツがほぼ出来上がった。
次は杖の受けとなるパーツを作る。作業を簡単にするために、トリマーで円形の溝を彫ることにした。
まずは1段目の溝を彫った。
トリマーのビットを深くして、もう一段溝を掘る。フリーハンドだったが、まずまずの円になった。
彫刻刀で円形の溝を仕上げる。
受けの溝が成形できたら、紙やすりで研磨した。
卓上丸ノコで大きさを整えて、受けの角も落としておいた。

各パーツを塗装して金具を付ける

出来上がったパーツを、ブライワックスのダークオーク色で塗装する。
スポンジでブライワックスを塗って、たわしでゴシゴシする。ブライワックスは後始末が簡単なので、小さな物の塗装にはお手軽でよい。
杖を通すパーツにL字金具をつける。
受けのパーツにもL字金具を付ける。こんなに頑丈な金具でなくてもよかったが、手元に残っていたものを使った。
各パーツが完成した。

壁掛けホルダーを設置する

水平器で平行を確認しながら、受けのパーツを取り付ける。
杖を受けから外して床に置いたときに、きちんと杖が抜ける高さに上のパーツを取り付ける。
富士登山の杖が、壁掛けホルダーにきちんと収まった。
ずっと作ろうと思っていたので、気分的にすっきりした。
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