2025年4月 【DIY】丸椅子の土台を改造する

以前から作業台で使う椅子を作りたいと思っていたが、一から作るのではなく、スタンディング・デスク用の丸椅子が利用できないか考えてみることにした。

腰痛がひどかった頃に使っていた高さ調整可能な椅子だが、一番低い設定でも作業台には高すぎるので、低い土台を作って代えることができれば作業台用の椅子して使えるようになる。

目次

まずは丸椅子を分解した

分解した丸椅子。(分解する前の写真を撮り忘れてしまった)

4本の脚を支柱に固定するための受け部分は、がっちり支柱に溶接されていた。

重量がかかる4カ所の面積は小さいが、この下に堅い材木で受けを作って重量を分散するとともに、支柱がなるべく傾かないようにがっちり固定すれば、木材でも新たな土台を作れるだろうと考えた。

丸椅子の新しい土台を作る

設計図は特になし。土台の見た目は度外視して、強度だけを考えて作っていくことにした。

床材用に購入したオーク材の残りを使うことにした。
適当な大きさのオーク材を2枚選んで、シャフトの形に加工する。適当なテープから円形の型を取った。
インパクトドライバーで穴をあける。このあたりはかなり適当。
平ノミでいらない部分を切り離して、彫刻刀を使ってカット面を滑らかな曲面に整えた。
裏返した椅子のシャフトにオーク材の受けを当てて、曲面を整えた。
手元の端材を実際に当ててみて、土台をどんな感じで作るか考えた。これまで使い所のなかった馬の足の端材をここで使うことにした。
土台に使う横木の長さを整えて、面取りと研磨をした。
下穴を開けて、メインの土台を組み立てる。
支柱をはさむ横木の下にも適当な補助材を4つ付けた。(写真は2つ付け終えたところ)
支柱を固定する部材をさらに角材から切り出す。
卓上丸鋸の角度を変えて角材をカット。端材の中には塗料が着いて汚れているものもあったので、研磨をしてなるべく塗料を落とした。
支柱が傾かないように、支柱の金具にぴったり合う補助材を前後左右に当てて固定する。
オークの受け材2枚の間に、支柱の前後にくる補助材をダボ継ぎで固定した。
支柱の左右に当たる補助材を、支柱の曲面に合わせて加工する。
彫刻刀で荒彫りしてからサンドペーパーを当てて、ぴったり合うように曲面を仕上げた。
丸椅子の上部を土台にセットして、左右の補助材を取り付ける。
左右の補助材はゴリラグルーで圧着した。
支柱
支柱に脚を固定していた金具にはボルトの穴が開いていたので、その穴を利用してビスも打った。
土台の組み立てが完了。
脚の裏には傷防止のフェルトを付けた。
最後にビス穴を木ダボで埋めた。
作業台にちょうどよい高さになった丸椅子。
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