2025年6月 【DIY】作業部屋の襖 (ふすま) と壁をミルクペイントで彩色する

作業部屋の付書院に棚を設置して、作業部屋の整理が一気に進んだので、これを機に以前から考えていた襖の彩色もやってみることにした。

目次

地袋の襖を彩色する

まずは面積の狭い仏間と付書院の下部にある地袋から始めることにした。

襖の木枠を外した方が着色しやすいと思い、仏間下の襖を取り外して、試しに1カ所だけ解体してみた。
釘が錆びていて木枠の解体には手間がかかると分かったので、木枠はそのままにして彩色作業をすることにした。
ミルクペイントで着色できるか試してから、養生テープを貼って彩色の準備をした。
ミルクペイントのゴールデンレッドにトリトンブルーを少し混ぜて、渋めの赤に作った。
襖の紙が塗料を吸うので、塗料の減りが早かった。
付書院下の襖は海老茶色に近い色にして、イラストを付け足した。
付書院の地袋に着色した襖を設置してみたが、何となく物足りないので、ちょっと意匠を施すことにした。
養生テープを貼って、ラインを付け足すことにした。
隣の仏間下に合わせて渋めの赤色を作った。
赤のラインを塗って、テントウムシも描いておいた。
地袋の襖は、これで彩色完成。

端材置きにしている仏間の壁を彩色する

下部の地袋を赤色系に彩色したので、仏間の壁は暖色系の明るい色で塗ることにした。

端材を移動して、取り外しができる棚も退けた。
端材は作業台の上に移動した。
養生テープを丁寧に貼っていく。棚受け部分が面倒だった。
正面はミルクペイントのハニーマスタードで塗り、サイドはハニーマスタードにゴールデンレッドを加えた橙色で着色した。

黄色と赤色を混ぜれば橙色になると思っていたが、ミルクペイントのハニーマスタードは黄色そのものではないようで、赤を加えてもよい感じの橙色にならなかった。

なかなか求める色にならないので、配合を探して必要以上に塗料を投入してしまった。

結果的にベージュに近い橙色になって、作った色が余ってしまったので、別のビンに取っておくことにした。

仏間は暖色系でまとまった。
仏間の壁にはモンキチョウとスズメバチを描いた。
棚と端材を戻して、仏間の彩色を完了。

押入れと天袋の襖を彩色する

天袋の襖を外して養生テープを貼り付ける。
天袋は、ミルクペイントのトリトンブルーにスノーホワイトを少し混ぜた色で縫った。
押入れの襖を外してテープで養生する。
押入れの襖は、スノーホワイトにトリトンブルーを少し混ぜた色にした。
押入れの襖は面積が広くて色むらが出来てしまったが、いずれ何か絵を描くつもりなのでよしとした。

片引き戸の室内側を彩色する

最後に入口の片引き戸を彩色しようと思ったが、床板が数mm高いことで、戸が外せなかった。

戸が外せるように、ノミとカンナを使って段差を少なくした。
仏間のサイド用に作った橙色が大量に残っていたので、片引き戸の下塗りに使うことにした。
片引き戸用にミルクペイントのサンフラワーオレンジを追加購入しておいたが、作った橙色もこれはこれでよいと思えてきたので、そのまま生かすことにした。
ちょっと意匠をこらして、サンフラワーオレンジを塗ることにした。
片引き戸の彩色が完了した。

孫たちを喜ばすために生き物のイラストを何個か追加して、押入れの襖にも何か描きたいと思っているが、とりあえず作業部屋の彩色作業は一段落した。

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