2025/9/25 高熱で救急搬送されてしまった

救急搬送の顛末

4、5日前からのどが痛かったりして風邪の兆候は見えたが、ゆっくり悪化していたようで、24日には頭痛と全身の倦怠感で久々に寝込むことになり、バファリンを飲んで楽になったが、25日は午後から熱が出てバファリンを飲んでも熱が下がらず、夕方から39度台の熱が続いて結局は救急搬送に頼るという情けない事態になってしまった。

大量の汗をかきながら悪寒で震えるという状態が延々と続き、手がしびれて耳鳴りが止まなくなった。身体を起こすと目が回って吐き気がひどいので、出勤している妻に早く帰ってきてほしい、吐いてもいいように洗面器をとってきて欲しい、寝ながら水分補給ができるようにストローが欲しいと、そんなことばかりが頭の中をループしていた。

そのうち下がるだろうと信じていた熱は39.9度まで上がって、汗と震えは延々止まらず、脳炎などが心配になってきた。

電話ができるうちに救急車を呼ぼう、いや救急車を呼ぶのは迷惑だろう、妻が帰るまで我慢しようなどと、回らない頭でぐちゃぐちゃ考えていたが、結局辛さに耐えられず、21時頃に救急車を呼んだ。

救急隊員が到着した少し後に妻も帰宅して、受け入れができる救急病院へ妻も一緒に搬送された。救急車の中が寒いのと車が揺れるので吐き気がひどくて辛かった。

何か早く処置して欲しいとひたすら願がっていたが、リウマチ患者であることで判断が難しいらしく、病院で検査してからでないと処置はできないらしかった。

病院に搬送されてから採血を何度かされて、コロナやインフルの検査、尿検査、CTスキャン、他にも痰を吸引されたりやたら痛い注射をされるなど、なすがままに検査を受けたが、そうした時間はただひたすらに辛かった。

途中から同時並行的に何種類かの点滴をされて、その効果があったのか、最後のCTスキャンが終わる頃には身体が楽になってきた。

何度か問診にきた救急担当医がいろいろ説明してくれたが、結局のところ高熱の原因はよくわからないらしかった。

コロナもインフルも陰性で、変なウィルス感染もない。軽度の肺炎だと言っていたが、それ以外原因となる病気も見つからないので、脱水症状とリウマチの免疫抑制剤を服用していることなど複合的な要因ではないか、といった感じの話だった。

まだ熱はあっても入院するほどの症状はないとのことで、緊急時の解熱剤と肺炎の薬を出してもらって、0時過ぎにタクシーで帰宅した。ひたすらだるくて疲れていたが、家で寝られるのが嬉しかった。

翌日 (26日) は身体のだるさと、身体に力が入らないようなフワフワした違和感は残るものの、前日の高熱が嘘のように熱は下がって身体は楽になった。

救急担当医が系列病院の呼吸器内科に予約を入れてくれたので、午前中に呼吸器内科を受診して肺炎の薬と痰切りの薬をもらってきた。

前日のことが嘘のようで、本当にあったことなのかと不思議な感じがしていた。

数日後の覚書

ここ数日間は家で安静にして、たまに微熱が出てだるさを感じることはあっても、ほぼ普通に過ごせている。

肺炎の薬の副作用で少し下痢ぎみだが、痰はあまり絡まなくなってきたから、再診では肺炎もよくなっていると思う。

それにしても、今回は健康であることの有難さ、普段の生活が日常として続くことの有難さ、誰かが近くにいてくれることの有難さを痛感した。

リウマチ患者であることの健康リスクも痛感した。よく理解しているつもりだったが認識が甘かった。

免疫抑制剤を飲んでいるので、いったんウイルスに感染するとなかなか治らないし、一気に悪化するリスクがある。今回のようなことになると自分もつらいし周りの人間にも迷惑をかけてしまう。注意深く感染対策をしなければならないし、それを継続しなければならない。

とはいっても、喉元過ぎれば、というように人はすぐに忘れてしまうものなので、今回のことを教訓にして、よくよく肝に銘じておきたいと思う。

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