2021/3/7 日向山とセツブンソウ

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今回の登山コースについて

セツブンソウの大群落を見るなら小鹿野町両神小森堂上の節分草園だが、毎年大勢の人でにぎわう。新型コロナ禍の緊急事態宣言下でもそれなりに人は来ると思うので、今年は日向山のセツブンソウを見に行くことにした。

芦ヶ久保の第二駐車場を利用して、芦ヶ久保大権現と琴平神社経由で日向山に登り、山の花道のセツブンソウ自生地を見てから、あしがくぼの果樹公園を下って駐車場に戻った。

当初は丸山にも登るつもりでいたが、天気はいまひとつだし、セツブンソウを見て十分満足したので、丸山へは寄らずに下山することにした。

芦ヶ久保の駐車場から日向山へ

道の駅 果樹公園あしがくぼの広い第二駐車場に駐車。
国道299号を渡って、道標に従い向かいの集落を上っていく。
源寿院別院の芦ヶ久保大観音と武甲山。境内の奥に山道が続いている。
樹林帯を緩やかに上っていく。しばらくすると集落に出る。
集落の林道を少し進むと鳥居が見えてくる。日向山へは琴平神社経由で向かう。
琴平神社の簡素な社殿。
神社の左脇の獣害防止ネットの扉を開けて、さらに木段を上っていく。
駐車場から1時間ちょっとで日向山に到着。
山頂の展望台から武甲山と芦ヶ久保の町を眺める。
次は山の花道側へ下り、セツブンソウ自生地へ。

山の花道・セツブンソウ自生地から下山

山頂から10分足らずで山の花道・ロウバイ園に到着。ロウバイは終わりかけだった。
東屋のあるところまで下り、セツブンソウ自生地のある沢筋まで下る。

セツブンソウ自生地へ下りる木道には「遊歩道損壊のため通行禁止」の看板が立っていた。遊歩道の状態に注意しながら先へ進んだが、遊歩道自体に崩落などはなかった。コースの手入れや整備はされていないようで、道に落ち葉がたまり、落石や木の枝が足元に転がっていたものの、危険と感じる箇所はなかった。

台風や大雨の後は、落石や崩落の危険が高くなると思われるので、自己責任で行かれる方はくれぐれもご注意下さい。

沢筋まで九十九折になった道を下りて行く。
コース脇の斜面にセツブンソウが咲いていた。
注意深く周囲の斜面を見てみると、落ち葉の間から点々とセツブンソウが顔を出していた。
沢まで下ると、セツブンソウの小群落がいくつもあった。
数年前に来た時よりも、セツブンソウの数がかなり増えていた。
よく見ると思わぬところにも咲いているので、油断すると踏んでしまいそうだった。
数は少ないと思っていたので、嬉しい驚きだった。
来た方とは逆の東側へ進む。沢まで下りてセツブンソウを探している男性がいたので、場所を教えてあげた。
林道に出た。十分満足したので、丸山へは向かわずに下山することにした。
途中で見かけたスギ。ストックで叩いてみると、大量の花粉が煙のように舞う。
10時過ぎには道の駅に到着。正午前には帰宅して、一日を長く使うことができた。

※ 日向山登山の詳細はこちら → https://mt.ubo-do.com/mt-report/hinatayama.html

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