2025/10/24 【単独登山】日和田山から北向地蔵・スカリ山と歩いて東吾野駅へ下った

目次

About this Hike 今回の登山について

天気が悪かったり予定があったりで、しばらく山歩きをしていないので、天気のよい平日に単独で近場の山へ出かけることにした。

北向地蔵まで歩いて引き返すつもりでいたが、もう少し先へ行ってみたくなり、スカリ山に登って海老ヶ坂からユガテ経由で東吾野駅へ下り、電車で高麗駅まで戻った。

ユガテあたりから雨がぱらついていたが、樹林帯が続いていたのでそれほど濡れることもなく、東吾野駅に着く頃には止んでくれた。

久しぶりの山歩きにしては、身体の重さを感じることもなく、快調に歩くことができた。ここ2カ月柔軟ストレッチと筋トレを毎日のように続けている成果かもしれない。

今年は全国的にクマが出没が多くて、最近は奥武蔵でも目撃情報は増えているが、平日でも登山者の姿が意外と多かったので、歩いていてそれほど不安を感じることはなかった。

Hiking Report 登山の記録

日和田山駐車場 標高 110m 9:35

日和田山登山口下の民間駐車場に到着。駐車料金300円を払って出発した。
気温は20度以下で、登山用のTシャツと薄手の長袖でちょうどよいくらいだった。
ゆるやかな坂を上って、金刀比羅神社の一の鳥居を通過。
分岐で男坂コースへ。
次の分岐で右の「男坂 (二の鳥居)」方面へ。左は「見晴らしの丘」へ向かう道。
岩の急坂を上る。

二の鳥居 (金刀比羅神社) 9:55

金刀比羅神社の二の鳥居に到着。
南東方面の眺め。
南西方面の眺め。丹沢や富士山は見えず。
眼下の巾着田 (きんちゃんだ)。
金刀比羅神社の右わきを通って先に進む。
西側の樹間に、奥多摩の山並みが見えた。

日和田山 標高 305.1m 10:00

日和田山に到着。山頂のベンチがちょうど埋まるくらいの登山者がいた。
山頂からは東側の眺めがよい。
そのまま先へ進んだ。
木漏れ日を歩く心地よさを感じた。出かけるのが億劫なこともあるが、山に来て後悔することはまずない。
車道が見えてきた。
登山道脇に咲いていたノコンギク。
一応、高指山に寄っていくことにした。

高指山 標高 322.2m 10:20

高指山に到着。
高指山からの眺め。
高指山からはしばらく林道歩きとなる。
ヤクシソウ。オニタビラコに似るが、茎や葉に毛がないことで見分けられる。
駒高集落からの眺め。
脇道に入って再び登山道へ。
前日は腹を下していて少し体調が心配だったが、普通に歩けた。

物見山 標高 375.4m 10:35–10:40

物見山に到着。登山者が7~8人休んでいた。
山頂標から少し奥へ進むと三角点がある。
何か食べて休むつもりだったが、不思議とお腹が減らないのでそのまま先へ進んだ。
しばらく進むと舗装された部分が出てきた。
林道を横切って、再び登山道へ入った。
急坂を上る。物見山から先は登山者が少ないと思っていたが、意外とすれ違う人が多かった。
登山道のすぐわきに林道が見えてくると北向地蔵は近い。

北向地蔵 標高 435m 11:05–11:25

北向地蔵に到着。
お地蔵様たち。北向地蔵から数m上がったところに腰を下ろせる場所があったので、しばし休憩することにした。
違う角度で眺めた北向地蔵のお社。のんびり休みながら地図を眺めて、引き返すか先へ進むか考えた。
体力的に余裕があったし、知らない場所をもっと見たいと思って、さらに先へ進むことにした。
しばらく林道を進むと道標が出てきた。道標に従ってスカリ山へ向かう登山道へ入った。
せっせと上る。

観音ヶ岳 標高 427m 11:35

先行者と入れ替わる形で観音ヶ岳に到着。
北側が開けた観音ヶ岳からの眺め。
少し下って上り返した。

スカリ山 標高 435m 11:40

スカリ山に到着。ここでも先行者と入れ替わりのようになった。
スカリ山も北側の眺めがよかった。
北東方面の眺め。写真を撮ってから海老ヶ坂方面へ向かった。
先行者の下りた方向に何も考えずに進んだが、コースが随分北側に曲がっていくので若干不安を覚えた。
すぐに正しい方向 (北西) へ向かう道となったのでホッとした。

海老ヶ坂 11:55

海老ヶ坂の分岐に到着。
先行者はそのまま吾野駅・一本杉峠方面へ向かったようだったが、ここでユガテ・東吾野駅へ下ることにした。
海老ヶ坂からはトレランの人とすれ違っただけで、静かな山歩きが続いた。
海老ヶ坂から15分ほどで民家が見えてきた。

ユガテ 標高 290m 12:10-12:15

ユガテに到着。広場のようなところにベンチと東屋があり、3組の登山者が休憩していた。
山間にひっそりあるユガテの集落。いつの間にか雨がパラついてきた。
池なのか農業用の水路なのか分からない水辺に、小ぶりの鯉がたくさん泳いでいた。
地図を確認してから先へ進んだ。
古道の飛脚道で下ることにしたが、すぐに小屋が現れた。
小屋には「西川木楽会」の表示。森づくり・地域づくりの活動をしているNPO法人のようだが、この日は人影がなかった。
上り返しが何度かあったが、トレーニングのつもりでせっせと上った。
地元の有志「虎秀やまめクラブ」によって、ユガテ周辺の道標はしっかり整備されていた。有難し。

橋本山 標高 321m 12:30

橋本山に到着。橋本山は西側が開けていた。
南西方向の眺め。真ん中の山は天覚山かな。
西側の眺め。真ん中には大持山や武甲山などが見える。
真ん中に大持山と小持山。右には手前から伊豆ヶ岳、武川岳、武甲山が重なって見える。
橋本山からの下り。
途中の標識に記された現在地で、寄ろうと思っていた雨乞塚を通過していることに気が付いた。
引き返して、雨乞塚へ続く尾根と思われる稜線 (左上) へ上がった。
稜線上に踏み後があったので、そのまま進んだ。

雨乞塚 標高 288.8m 12:40

雨乞塚に到着。標識以外は何もなかった。何となく薄気味悪さを感じてすぐに引き返した。
飛脚道に戻るとまた上り返しとなった。
鉄塔に出た。
鉄塔から眺めた東方面。
鉄塔から眺めた西方面。
雨が降ったり止んだりしていたので、雨脚が強まる前に下ろうと思ってペースを上げた。
神社の裏手に出た。

吾那神社 13:00–13:05

吾那神社 (あがなじんじゃ) に到着。
本殿前の阿形の狛犬。
吽形の狛犬。
階段上部にも狛犬がいた。
もう一体の狛犬。
上から眺めた鳥居。下の道路は国道299号。
国道299号に出た。心配していた雨は止んでいた。
下から眺めた階段と鳥居。

東吾野駅 標高 135m 13:15

国道299号から東吾野橋を渡って東吾野駅へ向かう。
13:22の飯能行きに乗車。ちょうどよい時間に電車があってよかった。

高麗駅 標高 116m 13:30

10分足らずで高麗駅に到着。
高架下を渡って巾着田 (きんちゃくだ) 方面へ。
巾着田の脇を通過して、日和田山駐車場には13時45分到着した。

Course Information コース地図&その他の情報

登山コースデータ

単純標高差    :  325 m
累積標高     :  + 845m / – 857m
コース距離    :  10.5 km
標準コースタイム :  4 時間 40 分

歩行データ

総行動時間  :  4 時間 10 分
総歩行時間  :  3 時間 35 分
総休憩時間  :  35 分

利用した駐車場について/ 日和田山駐車場

  • 農家さんの庭を利用した民間有料駐車場。50台ほど駐車可。
  • 通常料金300円、曼殊沙華の季節などは500円。
  • 料金を入れた袋に車のナンバーを書いて、料金箱に入れる無人システム。
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