今回の登山について
今回の北海道旅行では雌阿寒岳と斜里岳を最優先に上ろうと考えていたが、快晴続きの天候に恵まれて、登山ツアー前半で計画どおり道東の百名山2座に登ることができた。
沢沿いの旧道コースを上りに使い、登頂後は尾根歩きが続く新道コースで下ったが、予想以上に素晴らしいコースだった。
渡渉が連続する沢沿いの旧道コースはアスレチックのような楽しさがあり、熊見峠を経由する新道コースは解放感抜群の尾根歩きが続いた。山頂は360度の大展望が広がっており、スタートからゴールまで登山の醍醐味と北海道の大自然を満喫できた。
斜里岳について
アイヌ語でオンネヌプリ(大きな山、年老いた山)と呼ばれていた斜里岳は日本百名山のひとつであり標高1,547mです。東北海道の背骨を形作る千島火山帯に属し、知床連山と雄阿寒と雌阿寒に代表される摩周・屈斜路火山列の中間に位置した成層火山です。山頂からは知床連山、国後島、摩周湖、屈斜路湖、野付半島など東北海道一円の大パノラマが広く見渡せます。
ウェブサイト『斜里岳登山情報』きよさと観光協会 より
清岳荘から旧道コースで斜里岳山頂へ
下二股までは渡渉の連続で、最初の方だけ回数を数えていたが、おそらく20回近くは沢を渡ったと思う。
沢が増水していれば一気に難易度が高くなるコースだが、この日の水量はそれほどでもなかったようで、危険を感じるような場所はなく、登山靴が水浸しになるようなこともなかった。
要所で赤テープや矢印があるので、渡渉箇所もわかりやすかった。
斜里岳山頂の展望
斜里岳山頂から新道コースで下山
下山後の行動記録
下山後は、道の駅 ハバスランドさっつるへ移動。施設内の温泉で登山の汗を流した。利用するつもりでいたコインランドリーは、残念ながらなくなっており、道の駅の店員さんから、斜里町までいかないとコインランドリーはないと教えてもらった。
翌日は旭山動物園をのんびり見て回って、中休み的に登山の疲れを癒すつもりだったので、旭川方面へ移動してコインランドリーを探すことにした。
眠くてしょうがないし、足はガチガチに硬直してくるし、肩膝腰と体中の関節が痛いしで、旭川への移動は本当にツラかった。
旭川に入ってからコインランドリーを探すのにも手間取ってしまい、結局21時半過ぎにコインランドリーに到着。洗濯を済ませて車中泊の場所である道の駅 ひがしかわ道草館に着いたのは23時近くになっていた。
古いネット情報をあてにして時間を無駄にしてしまったが、古い情報がそのまま流布しているのは、自分で足を運んでいない人が、ネット情報だけをまとめて新たに記事を書いているからだろう。旅行の際にどうやって必要な情報を集めるか、ちょっとした反省点となった。
北海道旅行5日目 旭山動物園に続く。
※ 斜里岳登山の詳細はこちら → https://mt.ubo-do.com/mt-report/sharidake.html