数年前から疲れたりすると手足や肩の骨に炎症が出ていたのだが、今年に入って症状が悪化してきて、9月くらいからは炎症がなかなか治らないことに悩まされてきた。DIY作業も自分の思うようなペースで進めることができず、当初の予定よりも大幅に遅れてしまった。
食べないと炎症が治まる傾向があるので、半日から2日間のファスティングなどしてごまかしてきたが、体重が看過できないほど減ってきて、11月からは夜寝られないほど肩の炎症がひどくなってきた。毎朝手がこわばって動きやしないし、歩くと足の裏や甲が鈍く痛い。
2~3日なら寝られなくても何とかなるが、1週間ともなるとほとんど拷問に近いつらさであって、どうにもならないと観念して病院で診てもらうことにした。
近くにリウマチなどの膠原病を専門とする病院があったので電話をすると、8日後の予約が取れて、当日に診察とさまざまな精密検査を受けた。症状からはリウマチにまず間違いないので、こちらとしてはすぐにでもリウマチの薬を処方してもらいたかったが、血液検査などの結果を見ないと正確な診断は下せないとのことで、検査の結果が分かるまでさらに1週間待たされた。
結局3週間以上寝られない夜を過ごして、リウマチ&膠原病との診断を下された。リウマチ因子、抗CCP抗体ともに基準オーバー。抗CCP抗体は100を超えており、早期に治療を開始する必要があるとのこと。抗核抗体にも大幅な基準オーバーがあって、いまは症状がなくてもリウマチ以外の膠原病にも注意をしていく必要があるらしい。
おまけにまったく違うところに問題が見つかって、そちらの精密検査も必要になってしまったが、つらい毎日だったので、薬を出してもらえるだけでありがたく思えた。
やっと薬治療を始めることになったわけだが、薬が効き始めるのは早くて2週間後と知り、またがっかり。病院から出された炎症止めと痛み止めがあるのでいくらかましだが、このつらさが最低でもあと2週間続くのか。
20日からは第二子の出産を控えた娘が里帰り出産に帰ってくるし、その1週間後からはそーちゃんと娘婿も我が家に滞在する。一番大事なときに、こんなことになるとは。
痛みや倦怠感は目に見えるものではないし、その日によって痛む箇所や痛みの出具合がかなり違う。自分でも朝起きてみないと分からないし、午後になって急に調子がよくなることもあるので、病状を伝えるのは難しい。
やらなくてはならないことを考えて気が遠くなる思いだが、四の五の言ってはいられない。先のことはあまり考えずに、一日一日乗り越えていくしかないだろう。