基本データ&特徴
- 甲虫目 テントウムシ科 / 体長5-9mm / 日本全土に分布
- 一般的に見られるテントウムシ。明るい草原などで見られる。
- 幼虫、成虫ともにアブラムシを食べる。
- 幼虫はエサがない時に共食いをする。
- 成虫は小集団で草の根元などで冬眠する。夏にも同じような場所で夏眠することも知られている。
- 触ると粘々する黄色い液体を出す。苦くてまずいので鳥や爬虫類に捕食されない。
- 卵は黄色の楕円形で、葉裏などに30個程度産む。2カ月にわたって総数は1500個を超える。
- 孵化から羽化までは20日前後。成虫の寿命は活動状態で2ヶ月ほど。
- 関東付近では年2化性 (年に2回成虫が発生する)。秋に羽化した成虫は越冬する。
名前の由来
- ナナホシは7つの斑点があるから。
- テントウ (天道) は太陽のことで、見た目が太陽みたい、または枝先まで登って太陽に向かって飛び立つからなど、諸説あり。