テントウムシの一種と思って撮影しておいたが、ハムシの仲間だった。ハムシの中では大きな方で、ちょうどテントウムシのサイズだが、テントウムシと違って触覚は長い。
基本データ&特徴
- 甲虫目 ハムシ科 / 7.5mm / 4~11月 / 北海道~九州
- 林縁、草地、畑、土手などで見られる。
- イタドリやスイバを食草とする。幼虫もイタドリを食べる。
- 鋸状の触覚は長くて体長の半分以上。
- 黒色で上翅に黄朱~朱色の斑紋がある。斑紋には個体変異が大きい。
- 成虫越冬。完全変態。
- 危機になると手足を縮めてポトリと落ちる擬死の習性がある。
名前の由来
- 幼虫、成虫ともにイタドリを食草とするハムシであることが名の由来。
- 葉を主食とする虫であることからハムシ (葉虫) と呼ばれる。
イタドリハムシの写真
ヨツボシテントウダマシ 四星天道騙
2021年6月 埼玉県 上尾丸山公園 ナガメの成虫と幼虫がたくさん葉の上にいたので写真を撮っていたところ、葉の裏に隠れていた小さなテントウムシダマシをたまたま見つけ…
ヨツボシナガツツハムシ 四星長筒葉虫
2021年7月 長野県 四阿山・根子岳 基本データ&特徴 ハムシ科 / 体長 8~11mm / 時期 7~9月 / 本州~九州 山地の林縁などに生息する。 頭部と前胸部は黒色、上翅は橙色…
クロボシツツハムシ 黒星筒葉虫
2024年5月 東京都武蔵村山市 野山北・六道山公園 基本データ&特徴 ハムシ科 / 体長4-6mm / 4-7月 / 本州~九州 里山や山地の林や草原に生息する。 体は赤色で上翅に黒…
この本で調べたよ / 参考文献
知らない昆虫を見つけたら、まずこの昆虫図鑑で探します。近似種の写真がずらりと並んでいるので、直感的・視覚的にだいたいのあたりが付くので重宝している一冊です。
¥4,180 (2024/05/07 19:49時点 | Amazon調べ)
ポチップ