公園の草原に見たことのないオナガバチを見つけた。産卵管が体長の2倍ほどもある。草に紛れてじっとしており、翅を傷めているのかと思ったが、写真を撮っているうちに飛んで逃げた。
基本データ&特徴
- ハチ目ヒメバチ科 / 体長3~4cm / 5~11月 / 北海道~九州に分布
- 寄生蜂の仲間で、枯れ木の中にいるキバチ類の幼虫に卵を産み付ける。
- メスは非常に長い産卵管をもつ。
- オオホシオナガバチに似るが、本種は翅全体が透明に近いのに対し、オオホシオナガバチの翅には大きな黒い斑紋がある。
名前の由来
- 「エゾ (蝦夷)」 についての由来は分からず。全国に見られるオナガバチなので、発見されたのが北海道だったのかもしれない。
- 「オナガバチ」は、産卵管が非常に長い蜂の総称。