基本データ&特徴
- チョウ目シロチョウ科 / 前翅20~30mm / 3~11月 / 日本全国
- 野原や畑で普通に見られる。
- 翅は白く、前翅と後翅の前縁が灰黒色で、前翅の中央に灰黒色の斑点が2つある。
- オスは前翅の黒い部分が小さく、全体的に黄色っぽい白色。メスは前翅の黒い部分が大きく、前翅のつけ根が灰色をしている。
- ブラックライト (わずかに眼で見える長波長の紫外線) を当てると、オスの翅は黒く、メスは白く見える。モンシロチョウは紫外線を見ることができ、色の違いでオスとメスを判別している。
- 幼虫はキャベツなどアブラナ科の植物の葉を食べる。成虫はいろんな花で吸蜜する。
- さなぎの状態で越冬する。
名前の由来
- 明治時代までは、黒い紋のある白い蝶であることから「モンクロシロチョウ (紋黒白蝶)」と呼ばれていたが、省略されてモンシロチョウと呼ばれるようになった。