オオセンチコガネ 大雪隠黄金虫
基本データ&特徴
- センチコガネ科 / 体長16~22mm / 時期4~11月 / 北海道~九州に分布
- 動物の糞や死骸に集まるコガネムシの仲間。
- 山間部など動物の生息する場所でよく見られる。
- 赤・青・緑の金属光沢に輝き、地域や個体によって色彩の変異が大きい。
- 上翅には細かな筋がある。
- 「頭楯 (とうじゅん)」と呼ばれる、口の上にある板が台形になっている。
- メスは糞球を作り、地中へ埋め込んで産卵する。
- 孵化した幼虫は、用意された糞を食べて成長する。
名前の由来
- センチコガネよりも大きいので、オオセンチコガネ。
- 「センチコガネ (雪隠黄金虫)」は、エサである糞のある所に集まり、雪隠(せっちん=便所)でよく見られるコガネムシであるため。
オオセンチコガネの写真
センチコガネとオオセンチコガネの見分け方
- センチコガネの頭楯は半円形で、オオセンチコガネは台形。
- オオセンチコガネは、前胸部背中の中央部にはっきり縦線が入っている。
- オオセンチコガネの方が光沢がある。