オオセンチコガネ 大雪隠黄金虫

2021年5月 埼玉県飯能市

基本データ&特徴

  • センチコガネ科 / 体長16~22mm / 時期4~11月 / 北海道~九州に分布
  • 動物の糞や死骸に集まるコガネムシの仲間。
  • 山間部など動物の生息する場所でよく見られる。
  • 赤・青・緑の金属光沢に輝き、地域や個体によって色彩の変異が大きい。
  • 上翅には細かな筋がある。
  • 「頭楯 (とうじゅん)」と呼ばれる、口の上にある板が台形になっている。
  • メスは糞球を作り、地中へ埋め込んで産卵する。
  • 孵化した幼虫は、用意された糞を食べて成長する。

名前の由来

  • センチコガネよりも大きいので、オオセンチコガネ。
  • 「センチコガネ (雪隠黄金虫)」は、エサである糞のある所に集まり、雪隠(せっちん=便所)でよく見られるコガネムシであるため。

オオセンチコガネの写真

2021年5月 埼玉県飯能市
2021年5月 埼玉県飯能市
2021年5月 埼玉県飯能市
2021年5月 埼玉県飯能市

センチコガネとオオセンチコガネの見分け方

  • センチコガネの頭楯は半円形で、オオセンチコガネは台形。
  • オオセンチコガネは、前胸部背中の中央部にはっきり縦線が入っている。
  • オオセンチコガネの方が光沢がある。
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