基本データ&特徴
- ジョウカイボン科 / 体長14~20mm / 時期5~8月 / 北海道、本州、四国に分布
- 主に山地で見られるジョウカイボンの仲間。
- 上翅は暗藍色。頭部と前胸部は黒色で、前胸部の側面は黄褐色をしている。
- 肢はふつう黒色だが、脛部と付節が黄褐色になる個体もある。
- 成虫も幼虫も他の昆虫を捕らえて食べる。
名前の由来
- 濃い藍色をしているジョウカイボンであることから。
「ジョウカイボン (浄海坊)」については定説はない。
- 平清盛の法名である「浄海坊」に由来し、「坊」をボンと呼んだという説が知られている。平清盛が熱病で死去したことと、触れると炎症を起こすカミキリモドキ (ジョウカイボンとカマキリモドキを混同した) の毒とを重ね合わせて名付けられた。