基本データ&特徴
- ハナアブ科 / 7~12mm / 時期 ほぼ1年中 / 日本全土
- 平地から高山帯まで、ヒラタアブ類の中でもっとも普通に見られる。
- 胸部の背中側は銅色の光沢があり、平べったい腹部は黄褐色と黒色の縞々。
- 成虫は花の蜜や花粉、幼虫はアブラムシを食べる。
- 空中で静止するホバリングが得意。交尾もホバリングしながら行う。
- 冬は成虫で越冬する。
名前の由来
- 細めで平たいハナアブであることから。
- 「アブ (虻)」は、”網のような大きな複眼で見るもの”という意味の「あみめみ (網目見)」が転訛して「あむ」となり、さらに転訛して「あぶ」となった。
- 漢字の「虻」は、アブが飛ぶ時の「ボー」と聞こえる音に由来し、虫偏に「亡 (ぼう)」を当てたものとされる。