基本データ&特徴
- タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 / 開張 40~50mm / 時期5~10月 / 北海道~九州
- 平地から山地のやや明るい疎林に生息し、草の葉などによく止まる。
- 地色は淡色で、翅裏面に大小の眼状紋がある。
- 翅裏面に白色線が縦にまっすぐ入る。
- 成虫は花よりも腐果や獣糞に集まる傾向が強い。
- 幼虫の食草は、ススキなどイネ科の植物。
- 幼虫で越冬する。
名前の由来
ヒメジャノメの写真
コジャノメとヒメジャノメの見分け方
- 翅裏面に白色線が、コジャノメはゆるやかな弧を描くが、ヒメジャノメは縦にまっすぐ入る。
- 後翅裏面の大きな眼状紋の上に並ぶ小さな眼状紋が、コジャノメは4つ、ヒメジャノメは1つはほとんど消えて3つに見える。
- 翅の地色が、コジャノメの方が濃い。
- ヒメジャノメの方が、より明るく開けた環境を好む。