公園内の池の上で、コシアキトンボと激しいバトルを繰り返していた。
基本データ&特徴
- トンボ科 / 全長 38~55mm / 時期 4~10月 / 日本全国
- 池や湿地、水田などの周辺で見られる。都市部の人工池にも生息する。
- オスは縄張りを持ち、水面上をパトロールする。侵入者にはすぐ攻撃をしかける。
- 成熟したオスは頭や額から脚先まで全身が真っ赤になる。未熟なオスは黄色。
- メスは未熟なときは全身が黄色で、成熟すると黄褐色になる。
名前の由来
- オスの真っ赤な体色が、架空の生き物で全身が真っ赤な「猩猩 (しょうじょう)」を思わせることから。
ショウジョウトンボの写真
ショウジョウトンボと似たトンボとの見分け方
- 成熟したオスは赤トンボ類に似るが、赤トンボ類にはある胸側面の黒色条が、本種にはないことで見分けられる。
- 本種が未熟な黄色のときは、オオキトンボやキトンボに似るが、オオキトンボとキトンボにはある前胸後縁の毛束が、本種にはないことで見分けられる。