イチモンジカメノコハムシ 一文字亀甲葉虫

2021年6月 埼玉県 北本自然観察公園

基本データ&特徴

  • ハムシ科 / 体長 7.5~8.5mm / 時期 4~9月 / 本州~沖縄
  • 平地から山地における広葉樹林の林縁で見られる。
  • 扁平な円形で、体の中心部は褐色で周縁部は透明になっている。
  • 頭部は前胸に覆われて下面にあるが、触覚は前に突き出る。
  • 成虫・幼虫ともに、ムラサキシキブやコムラサキなどの葉を食べる。
  • 食べた跡のある葉の裏側などを探すと見つかる。
  • 幼虫は自分の脱皮殻や糞を背負う習性がある。
  • 成虫で越冬する。

名前の由来

  • 翅の後方にある1対の黒斑と中央の模様が繋がって一の字に見えるカメノコハムシであることから。
  • 「カメノコ (亀甲)」は、危険を感じると脚と頭を体の中に隠し、それが亀のようであることから。
  • 「ハムシ (葉虫)」は、植物の葉を食べる虫であることから。

イチモンジカメノコハムシの写真

2021年6月 埼玉県 北本自然観察公園
2021年6月 埼玉県 北本自然観察公園
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