基本データ&特徴
- タテハチョウ科 / 開張 55~65mm / 時期 5~8月 / 北海道~九州
- 山地の森林に生息し、日陰を好む。
- 地色は黄褐色で、裏面は黄色に近く、黒い斑紋が複雑に入る。
- 様々な木の樹液を吸い、腐った果実、昆虫の死骸や獣糞にも集まる。
- 幼虫はイネ科のササ類やススキを食草とする。
- 蛹の状態で越冬する。
- 近縁のサトキマダラヒカゲよりも高山帯に分布し、低温に強い傾向がある。
名前の由来
- 山に多く見られ、黄色い斑紋のあるヒカゲチョウの仲間であることから。
- 「ヒカゲチョウ」の由来は、日陰を好むチョウであることから。