
基本データ&特徴
- タテハチョウ科 / 開張 80~100mm / 時期 5~11月 / 日本全国
- 丘陵、山地から街中まで、林のあるところで広く見られる。
- 移動性が高く、夏は北または高地、冬は南または低地へ移動する。
- 1,000km以上の長距離飛行が確認されており、上昇気流に乗って驚くほど高く舞い上がる。
- オスは後翅の後角に黒褐色の性標がある。
- 越冬できるのは関東以西で、冬でも利用できる常緑の食草であるキジョランの北限に一致する。
- 成虫はさまざまな花を吸蜜し、幼虫はガガイモ科植物を食草とする。
- ガガイモ科の植物にはアルカロイド系の毒があり、これを取り込むことで幼虫は敵から身を守っている。
- 幼虫・蛹・成虫の派手な体色は、毒を持つことの警戒色と考えられる。
- 決まった越冬態はない。
名前の由来
- 浅葱色 (青緑色) の斑模様があるチョウであることから。
アサギマダラの写真

