ヒョウモンエダシャク 豹紋枝尺

2021年7月 長野県 霧ヶ峰

基本データ&特徴

  • シャクガ科 / 開張 38~51mm / 時期 6~9月 / 北海道~九州 / 日本固有種
  • 平地から山地にかけて広く分布する。
  • 前翅は灰白色で黒斑が横線上に並び、後翅は外側が淡黄色。
  • 成虫は日中活発に飛翔してさまざまな花から吸蜜する。
  • オスの触覚はくし状で、メスは糸状になっている。
  • 幼虫はアセビやレンゲツツジなどツツジ科の植物を食草とする。
  • 幼虫期に食草の毒素を取り込み、成虫になっても毒を保持しているため、外敵に捕食されない。

名前の由来

  • ヒョウ柄のような黒い斑紋 (豹紋) をもつエダシャクの仲間であることから。
  • 「エダシャク (枝尺)」の「枝」は、幼虫が樹木の枝などに擬態することからで、「尺」は幼虫の動きが尺取虫に似ていることから名付けられた。

ヒョウモンエダシャクの写真

2021年7月 長野県 霧ヶ峰
2021年7月 長野県 霧ヶ峰
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