アブラゼミ 油蝉

2021年8月 埼玉県上尾市

基本データ&特徴

  • セミ科 / 全長 53~60mm / 時期 7~9月 / 北海道~九州
  • 人里から山地まで幅広く生息する。都市部の街路樹、公園などでも見られる。
  • 地色は黒褐色から紺色で、前胸の背中には大きな褐色の斑点が2つ並ぶ。
  • 翅は前後とも茶褐色で不透明。翅全体が不透明なセミは世界的にも珍しい。
  • 成虫の寿命は最長で1カ月ほど。
  • 「ジリジリジリ」と単調に鳴く。
  • 成虫・幼虫ともにサクラ、ナシ、リンゴなどバラ科樹木の樹液を吸う。
  • 産卵の翌年に孵化し、幼虫で4~6年土中で過ごした後、羽化のために地上に出る。

名前の由来

名の由来については諸説あり。

  • 翅が油紙を連想させるため。
  • 「ジリジリ」という鳴き声が、熱した油が撥ねる音に似ているため。

アブラゼミの写真

2021年8月 埼玉県上尾市
2021年8月 埼玉県上尾市
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