ホバリングしながらオオイヌノフグリの花から花へと移動して、せわしなく吸蜜していた。腹部の黄色い斑紋が離れているのでフタホシヒラタアブと同定したが、ナミヒラタアブの可能性もあり。
基本データ&特徴
- 別名 : エゾコヒラタアブ
- ハナアブ科 / 全長8-10mm / 時期3-11月 / 北海道~九州
- 腹部は黒色で、中央で離れた黄色い斑紋が特徴。
- 雌は複眼が離れていて中央に黒い模様がある。
- 成虫は花粉や蜜を食べて、幼虫はアブラムシを食べる。
名前の由来
- 腹部の黄色い斑紋が2つに分かれたヒラタアブの仲間であることから。
- 「ヒラタアブ」は、成虫の腹部が平たいアブであることが由来。
- 「アブ」は、”網のような大きな複眼で見るもの”という意味の「あみめみ (網目見)」が転訛して「あむ」となり、さらに転訛して「あぶ」となった。
- 漢字の「虻」は、アブが飛ぶ時の「ボー」と聞こえる音に由来し、虫偏に「亡 (ぼう)」を当てたものとされる。