2023/4/1 【散歩】花を探して加治丘陵を歩く

加治丘陵は自宅から近いので普段からよく歩くのだが、加治丘陵を歩いてシュンランやヤマルリソウの写真をアップしているヤマレコの記事を数日前に見つけた。

桜山展望台付近の桜が満開になっているのは知っていたが、加治丘陵に花の印象はそれほどなかった。春先はスギやヒノキの花粉が酷いので、このところは避けていたが、ヤマレコの記事を参考にしてシュンランとヤマルリソウを探してみることにした。

目次

自宅~南コース (旧サイクリングロード)~桜山展望台

自宅を出て加治丘陵に入る。遊歩道は桜の花びらで彩られていた。
まだまだ満開の桜。
 道端に咲いていたナズナ (ぺんぺん草)。
近くに咲いていたヒメオドリコソウ。
急激に勢力を増しているムスカリ。

ムスカリはホームセンターでも見かける外来の園芸種だが、数年前から野生化した花をそこかしこで見かけるようになった。特定外来種ではないようだが、在来種への影響が気になる花だ。

ハナニラの群生。
ツルニチニチソウもたくさん咲いていた。
ミツバツツジ。
ツバキはほとんどの花が落ちていたが、まだ数輪残っていた。
よく見るとキュウリグサも咲いていた。小さい花なのでピント合わせが難しい。
ハコベも咲いていた。
シャガの花。
通りの庭先でもよく見かけるレンギョウ。
すっかり雑草化した外来種オオイヌノフグリ。
南コースに入ると、タチツボスミレがそこかしこに咲いていた。
下向きに花を咲かせるモミジイチゴ。
里山に咲く花を撮影するうちに、桜山展望台に到着。
展望台の桜も満開だった。

桜山展望台~農村環境改善センター~愛宕神社

展望台下のラッパスイセン。
ショカツサイの群生。
ミツバツツジ。
展望台から農村環境改善センター方面へ向かう。
センターの横を過ぎると開けた場所に出た。
農村環境センターの施設群。
点々と咲いていたヤエヤマブキ。
ヤエヤマブキの近くにはスノーフレークも咲いていた。
「ジゴクノカマノフタ」という恐ろしい別名を持つキランソウ。
下谷ケ貫 (しもやがぬき) の民家まで下り、再び南コースに入って桜山展望台方面へ向かった。
展望台の手前にある愛宕神社まで戻ってきた。
神社の近くにタチツボスミレが大群落を作っていた。

愛宕神社~北コース~万亀~北コース~自宅

神社を過ぎたところで北西方面の道へ入った。
「山仕事の広場」に到着。広々とした公園のような場所だった。
トイレも完備。
山の広場を過ぎて西側のルートに入ったが、このあたりは地図読みが苦手な方は入らない方が無難かも。
そのうち「あけぼの・桜山・万葉ハイキングコース」に出たので、上り返して北コースへ戻った。
ヤマブキの花。
北コースを仏子方面へしばらく進む。
北コースから外れて万亀方面へ向かうルートを下ったが、歩いている人が少ない感じだった。
ミツバツチグリ。ヘビイチゴより花弁の隙間が狭く、萼片が小さく目立たない。
セリバヒエンソウも見かけた。
万亀付近まで下りてきた。
カキドオシ。
カキドオシの隣に咲いていたムラサキケマン。
万亀から大沢口の方へ歩いた。
どんぐりの会入口から上り返して北コースへ戻った。
アオキの花。
眺めの良いところにベンチがあったので、ひと休みした。
ベンチの近くに咲いていたニガイチゴ。
再び北コースに合流して仏子方面へ進んだ。
クサイチゴ。
集落まで下りてきて、加治丘陵歩きは終了。
ふと気づくと腕にヒメスギカミキリが留まっていた。
武蔵野音楽学園の敷地内に咲いていたシダレザクラ。
自宅まで歩いて戻る途中に見かけたイモカタバミの群落。
オニタビラコも咲いていた。

加治丘陵で見つけたシュンラン・ヤマルリソウ・ニリンソウ

妻が見つけたシュンラン。
周りの草は誰かが刈ったように見えた。
群落をなしていたヤマルリソウ。
青色のヤマルリソウ。
薄紅色のヤマルリソウ。
違う場所では驚くほどの大群落を作っていた。
見事な群落をなしていたので、何枚も写真を撮ってしまった。
ニリンソウの群落。

シュンランはなかなか見つからず、やっと見つけた数輪もしなびていたが、違う場所で1輪だけ形のよいものを見つけることができた。場所は覚えたので来年の春も見に行こうと思う。

ヤマルリソウは群生している場所を数ヵ所見つけたが、場所によっては大群落をなしていた。ニリンソウも見つけることができたし、里山の花もたくさん見ることができて、今回は大収穫の加治丘陵歩きとなった。

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