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オスの羽化も観察したいと思い蛹を観察タッパーへ
昨日はミヤマクワガタのメスの蛹が羽化したので、今度はオスの蛹を探して羽化を観察しようと、PPボトルの蛹を観察用のタッパーへ移すことにした。
オスの蛹が出てきたら、残りのボトルはそのままにしておくつもりだったが、オスの蛹が出てこない。9本あるボトルのうち、蛹化していることが確認できている6本をすべて開けてみたが、結局1匹もオスはいなかった。
メスの蛹が3匹、完全に羽化したメスが2匹、うまく蛹化できなくて死んでいたメスが1匹という内訳だった。メスの方が先に羽化するらしいが、10匹中7匹がメスというのはやはり比率がおかしい。環境ホルモンによって自然界がメス化していることが何年も前に話題となったが、昆虫界もそういう傾向があるのかもしれない。
PPボトルから出てきたメスの蛹と羽化した成体
残り3つのボトルは蛹化している様子がまだないので、作業はここで終了。まさか全部メスだとは思っていなかったので、この結果には驚いた。
とにかく残りの3匹に期待するしかないが、気になって仕方ないので、蛹化が確認できたら残りの3匹も観察用タッパーに移したいと思う。
ちなみに6匹のメスをすべて飼育することはできないので、時期を見て親クワガタを捕まえた奥多摩へ出向き、リリースしようかと思う。