妻の会社問題
妻の勤め先でゴタゴタが続いている。本業に関することではなく、テレワークの運用だとか、社員の肩書の問題だとか、一般企業で言えば総務にかかわることばかり。
中小企業に多い典型的なオーナー会社なのだが、経営側の場当たり的対応が続いている印象で、問題が次々に露呈してきた。現場と経営側の認識にズレがあり、明らかにそれが問題の原因となっている。ここ2週間は、相手を説得するにはどうしたらよいか、正しい形を維持するにはどうしたらよいか、妻と一緒に散々頭を悩ませた。
オーナーは黙っていても儲かるので、労働環境の問題や現場の実情を知らないし、知ろうとしているようにも見えない。こうした会社は日本に沢山あるだろうが、みっともない高齢オーナーが増えているのではなかろうか。ちょっと考え方を変えれば、自分の会社が内部から腐っていくよりも、所有していて誇れるものである方がよいと気付くはずなのだが。
つくづく思うのだが、どうして人は立場が強くなるほど裸の王様になってしまうのだろう。社員の生活など考えもせず、単なるコストとしか見ていない。「替えがきく社員」と見なされている者の中には、年収が前年比で5千円しか上がらなかった者もいる。月給ではなく年収ですよ。バイトだって1年働いたらもっと上がる。
我が妻は「替えのきかない社員」とみなされているようで、それなりに大切にされているが、他の女性社員との待遇差が大きいからか、妬みややっかみも生んでいるようだ。男に伍して女性が頑張っているのに、同性社員がその仕事を過小評価して妬みを露わにするなんて。
いろいろ不満があって、陰口や嫌味で発散しているのかもしれないが、人にしたことは結局自分に返ってくる。嫌味や陰口は自分に返ってくるし、人に真心ある言葉をかければ、その心は形を変えて自分に返ってくる。
社内に業務以外の問題が多くて少々心配になるが、大変優秀で自慢の妻なので、明るく王道を行って、自分の働く会社がよい方向へ行くように、いずれ問題を片づけてくれるでしょう。
トチの実のアク抜き
天日干しを初めて2カ月になるので、アク抜き工程を、次の段階へ進めることにした。本当は1カ月前にやる予定だったのだが、近くのホームセンターで木灰が見つからないとか、前述の会社問題とかがあって、後回しになっていた。



沸騰したお湯に入れたトチの実を一晩寝かせて、明日皮むきをする予定だ。これが一番面倒な作業になりそうだが、皮むき専用の道具「とちへし」はないので、地道に包丁でむくしかないだろう。
木灰はメリカリで売りに出ていたものを購入することにした。重曹で代用することも考えたが、アク抜きがうまくいかずに美味しくできなかったというネット記述を何件が見たので諦めた。
ミヤマの雌、また1匹 力尽きる
ミヤマの雌がまた1匹亡くなった。数日前からほとんど動きがなくなり、かなり弱っていたのだが、ついにピクリとも動かなくなった。きちんと洗って、その前に力尽きたミヤマの雌とともに、次に奥多摩の山に出かけたときに埋葬してこようと思う。
これで残りは、ミヤマの雌が1匹とコクワの雄が1匹に、ボトルのミヤマ幼虫が3匹となったが、ボトルの中を確認してみると、1匹は蛹化しているとわかった。ボトルの底に、黒い大顎の一部が見えたので雄だと分かった。
そのうち羽化すると思うが、羽化不全とならずに、成虫になることを祈っているところです。