2021年11月6日 土曜日
牛ノ寝通り3 紅葉狩り
大マテイ山・榧ノ尾山
1,402 m 1,429 m
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※地図をクリックするとルートを引いた国土地理院の地図を参照できます。
コースタイム
松姫峠P 6:05 ⇒ 6:40 鶴寝山 6:45 ⇒ 8:10 大マテイ山 8:25 ⇒ 棚倉 (大ダワ) 8:45 ⇒ 狩場 9:40 ⇒ 牛ノ寝 10:10 ⇒ 榧ノ尾 10:45 ⇒ 11:00 榧ノ尾山 11:20 ⇒ 榧ノ尾 11:35 ⇒ 牛ノ寝 12:00 ⇒ 狩場 12:15 ⇒ 棚倉 (大ダワ) 12:45 ⇒ 13:45 鶴寝山 13:50 ⇒ 松姫峠P 14:05
5:50 松姫峠 無料駐車場
少し早く着き過ぎたので30分ほど仮眠を取り、のんびり身支度を整えているうちにすっかり明るくなった。
6:05 駐車場を出発。反対方向の奈良倉山へ登ってから牛ノ寝へ向かおうかとも思ったが、紅葉を眺めながら歩くと遅くなるので今回はカット。
6:20 樹間に朝日が上ってきた。
樹林帯がモルゲンロートに染まった。
たくさん落ちていたハウチワカエデの黄葉。
紅葉01 朝陽を浴びて鮮やかさを増す紅葉。
スタートから素晴らしい紅葉の連続だった。
6:40 鶴寝山 標高1,368m
クリームパンを食べて小休止。
開けた南側に富士山の頭が見えていた。
6:45 先へ進む。
紅葉02
紅葉03 足元の落ち葉も色とりどり。
紅葉04
紅葉05
紅葉06
紅葉07
足を止めて周囲の紅葉を眺めるので、なかなか先へ進めなかった。
紅葉08
紅葉09
紅葉10
小菅方面との分岐を過ぎて、大マテイ山の南腹を進む。
巻き道との分岐を分けて、大マテイ山の山頂へ。
ジグザクの上りがしばらく続く。
紅葉11
8:10 大マテイ山 標高1,409m
標識がないと山頂の場所が分からないほど、大マテイ山の頂は広くてなだらか。
ベンチでひと休み。
8:25 西側の牛ノ寝方面へ向かう。
紅葉12
8:45 棚倉 (大ダワ) を通過。
日当たりのよい場所で登山者が数名休んでいた。
紅葉13
紅葉14
紅葉15
周囲は素晴らしい紅葉のオンパレード。
紅葉16
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紅葉20
紅葉21
頭上の紅葉を見上げているうちに、首が痛くなってきた。
紅葉22
紅い3出複葉は、ムクロジ科カエデ属のメグスリノキ。小枝や葉を煎じた汁を眼患者の目の洗浄に使用したのが名前の由来。
ムクロジ科カエデ属のオオモミジ。葉は7裂、時に9裂。鋸歯は細かく、イロハモミジよりもひと回り大きい。
紅葉23
紅葉24
紅葉25 右の鮮やかなイエローはタカノツメ。
おそらくヒナウチワカエデ。葉はハウチワカエデ類では最小。ヤマモミジに似るが切れ込みが多く、切れ込みの基部に隙間ができやすい。紅葉は通常オレンジ色。
9:40 狩場を通過。
ウコギ科のコシアブラ。淡い黄色で若葉は美味しい山菜になる。昔、この木の油をこして塗料に用いたことが名前の由来。
形のよい落ち葉を拾って写真を撮りながら進む。
クスノキ科のダンコウバイ。「檀香 (ダンコウ)」は芳香のする木材の総称で、枝がよい香りを放ち、梅によく似た花が咲くことが名前の由来。
紅葉26 オオモミジの鮮やかな黄色。
尾根は落ち葉で一杯。
10:10 牛ノ寝の道標を通過。このあたりから登山者の数が増えてきた。
小腹が空いたので山道の脇で何か食べようかと思ったが、シカの糞が多くて諦めた。
紅葉27
オオイタヤメイゲツ。11~13裂し、いくぶん横長の葉形になる。やや鋭い重鋸歯で、葉柄は長くて無毛。特徴にぴったりの葉をやっと見つけた。
紅葉28 ウリハダカエデの黄色。
紅葉29
紅葉30
去年の夏に牛ノ寝通りを歩いたときは、暑さのせいか折り返しで疲労を感じたが、今回は余力十分だった。
紅葉31
紅葉32
紅葉33
牛ノ寝の道標から先の紅葉も素晴らしかった。
途中からゆるやかな上りとなった。
10:45 榧ノ尾を通過。
榧ノ尾山へ向かう。
紅葉34
紅葉35
南側の樹間に見えた白草ノ頭 (手前) と大峰 (奥)。
北側の樹間に見えた隣の稜線。
11:00 榧ノ尾山 標高1,429m
本日の折り返し地点、榧ノ尾山に到着。
山頂の南側が少し開けていたが、見えるはずの山は雲の中だった。
山頂の様子。10人前後の登山者が休んでいた。我々も適当な斜面に腰を下ろしておにぎりを食べた。
11:20 来た道を戻った。
北側の樹間に見えた雲取山。
復路も紅葉を眺めながらのんびり歩いた。
紅葉36
12:00 牛ノ寝の道標を通過。
正午を過ぎて、太陽が雲に隠れる時間帯が増えてきた。
12:15 狩場を通過。
12:45 棚倉 (大ダワ) を通過。
ホウノキの落ち葉だらけの山腹を通過する。
カジカエデが沢山落ちている場所も数カ所あった。
復路は「巨樹の道」コースで鶴寝山方面へ進んだ。
13:45 鶴寝山 標高1,368m
鶴寝山まで来ると松姫峠はもう近い。
富士山はすっかり隠れてしまっていた。
小休止してから下山開始。
松姫峠付近も見事な紅葉が広がっていた。
14:05 松姫峠に到着。この後、道の駅こすげで、地元産の蜂蜜を購入して帰路に就いた。
2時10分起床、2時40分出発。青梅ICまで圏央道に乗り、松姫峠に4時50分到着。駐車場の空きを心配していたが、駐車場が満車になったのは5時20分前後であった。少し仮眠を取った後にゆっくり身支度を整えて、明るくなると同時に峠を出発した。鶴寝山から富士山を見たあと、大マテイ山に登り、紅葉を楽しみながら牛ノ寝通りをのんびり歩いた。今回は榧ノ尾山まで足を延ばしたが、疲労をそれほど感じることもなく、晩秋の紅葉を満喫できた。
帰りはどこも車が多くて思ったよりも時間がかかり、18時過ぎの帰宅となった。新型コロナの感染者数が減少して、山に限らず、外出する人が多くなってきたように感じる。今後も感染対策を怠らずに山登りを楽しみたいと思う。