2021/11/6 大マテイ山・榧ノ尾山 (牛ノ寝通り)

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今回の登山について

ヤマレコの投稿を見て、紅葉が最盛期を迎えている牛ノ寝通りへ出かけた。これが通算3度目の牛ノ寝歩きで、これまでは松姫峠から牛ノ寝まで行って引き返していたが、今回は榧ノ尾山まで足を延ばした。

全体的に紅葉のピークは少し過ぎている印象を受けたが、色鮮やかな紅葉はまだたくさん残っており、長々と続く牛ノ寝通りの紅葉狩りを満喫した。

松姫峠の駐車場は7~8台程度しか停められないので、5時前に現地へ着くように家を出たが、満車となって路上駐車が始まったのは5時半近くになってからだった。

コロナ禍が落ち着きを見せていることもあり、牛ノ寝付近から榧ノ尾山の間では、多くの登山者を見かけた。団体ハイカーの姿も増えてきて、通常の姿に戻りつつあると感じた。

松姫峠から榧ノ尾山までピストン

松姫峠の駐車場。
6:05 松姫峠を出発。モルゲンロートの木漏れ日を進む。
朝陽に輝く紅葉が素晴らしかった。
6:40 鶴寝山からは富士山の頭が見えた。
足元には色鮮やかな紅葉の絨毯が広がっていた。
紅葉のグラデーション。
大マテイ山までの紅葉だけでもお腹一杯という感じであった。
8:10 大マテイ山 (標高 1,409m) に到着。紅葉を愛でながら進んだので、随分時間がかかった。
大マテイ山からの紅葉もまた見事だった。
鮮やかな黄色。紅葉を見上げ過ぎて、そのうち首が痛くなってきた。
赤と黄色のグラデーション。
尾根上は落ち葉の山。ピークは2~3日前だったかも。
それでも見事な紅葉がそこかしこで見られた。
10:10 牛ノ寝を過ぎてさらに進む。
榧ノ尾山へ向かう。
11:00 今回の折り返し地点となる榧ノ尾山 (標高 1,429m) に到着。
南側の眺め。雲に隠れているのは雁ヶ腹摺山だろうか。
榧ノ尾山でおにぎりを食べてから、来た道を引き返した。
復路も紅葉を楽しみながらのんびり歩いた。
14:05 松姫峠に到着。

落ち葉で見分ける樹木

一番多く見かけたハウチワカエデ。丸っとした葉が多くて葉柄が短い。
コハウチワカエデ。葉柄が葉身の半分以上で、ハウチワカエデよりもひと回り小さい。
オオイタヤメイゲツ。11~13裂で鋸歯が鋭く葉柄が長い。
オオモミジは、鮮やかな黄色が目立っていた。鋸歯が細かい。
ヒナウチワカエデかな。粗い重鋸歯で切れ込みの基部に隙間がある。
これもヒナウチワカエデかと思うが、葉柄の長さが随分違う。
イロハモミジっぽいが、確信はなし。
ウリハダカエデもよく見かけた。
コミネカエデ。形のよい落ち葉はほとんどなかった。
イタヤカエデ。散っているものが多かった。
オニイタヤ。イタヤカエデよりも浅く5~7裂する。
カジカエデ。鶴寝山付近で多く見かけた。
3出複葉の鮮やかな紅葉はメグスリノキ。
淡い黄色の掌状複葉はコシアブラ。
ブナの葉。ふちは波形の平行脈。
側脈が多いのでイヌブナだろうか。
1カ所だけで見かけたダンコウバイ
ちょっと見ずらいが、ハリギリかな。
カバノキ科の葉は似たものが多いが、これはアカシデかな。
側脈の多さからクマシデと見た。
クマシデに似ているが、これはサワシバ。葉の幅が広く、基部がハート形で、基部の側脈が外に分岐している。
葉の形に変異の多いマンサク。
ヤマボウシだろうか。
葉柄の長さからミズキと見た。
鋸歯の形からウラジロノキ。
丸くて大きな葉が特徴的なハクウンボク。
ヒトツバカエデ。名前の由来にもなっているが、カエデ科なのに切れ込みがない。

※ 大マテイ山・榧ノ尾山登山の詳細はこちら → https://mt.ubo-do.com/mt-report/ohmatei3.html

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