2024年11月 【DIY】3段重ねの石の標本箱を作る

登山時に気に入った石があれば、記念に拾って帰ることがあるのだが、そうした石がたまって置き場所に困るようになってきた。

たまたまネットで見かけた化石の標本棚を参考にして、それと似たような3段重ねの標本箱を作ることにした。

ベッド下に収納する予定なので、ベッド下にぴったり収まる引出棚も同時作業で製作した。

購入した材

桐集成材 1,820×400×15mm @2,480 2枚 4,960円  (引出棚と共用)
和信 水性ワレタンニス・つや消しクリアー 300ml 1,790円  (引出棚と共用)
フェルトシート グレー 2,000×400×1mm 1,729円

目次

部材を用意する

桐の集成材から前板・先板・側板を切り出した。
右側が標本箱の部材で、右は引出棚の部材。
底板は手元のべニアで用意することにした。上2段は3mm厚のべニアで切り出し、下段の底板は2mmのべニアを貼り合わせて用意した。
切り出した標本箱の部材。
標本箱の仕切りは、模型ケース用に購入して結局使わなかった厚手のプラ板で作ることにした。
プラ板用のPカッターを使って、標本箱の高さに合わせて切り出した。
標本箱の持ち手となる部材も余り材から切り出して、研磨しておいた。

標本箱を組み立てる

切り出した部材がぴったり合うか確認。
前板と先板には、トリマーで仕切り用の溝を掘った。
接合前に合わせてみて、溝の深さや仕切りの長さに問題がないことを確認した。
塗装後に底板にフェルトを張るので、溝の高さを少し余らせておいた。
接合はゴリラグルーのみ。
ゴリラグルーを接合面に塗って、ベルトクランプで圧着した。
持ち運びしやすいように、各標本箱に木の取ってを付けた。
組み上がった3段の標本箱。
箱がピタリと重なるように、前板と先板の上下に小さな磁石を取り付けた。上下の磁石がきちんと引き合うように確認してから埋め込んだ。

標本箱を水性ワレタンニスで塗装する

塗装には和信の水性ワレタンニス・つや消し透明クリアーを使用した。
ベッド下の引出棚と一緒に塗装作業をした。ニスは3度塗りした。

底板にフェルトを張り付けて完成

底板にフェルトを張り付けた。
裏面にもフェルトを張り付けておいた。
フェルトの厚みで磁石の間にわずかな隙間ができて、少し引く力が弱くなってしまった。
プラ板で用意した仕切りをはめ込んで完成。
ズレないための磁石の強さが若干足りない気もするが、まあよいでしょう。
ベッド下の引出棚に3段標本箱を収納してみた。気持ちよくぴったり収まった。後はラベルを張って石を並べるのみ。

随分前から石の標本箱を作った方がよいと感じていたが、なかなか腰が上がらなかった。標本用のラベルを用意するなど、まだやるべきことはあるが、これで懸案事項の解決に一歩前進した。

ベッド下に押し込んだものが丸見えなのも気になっていたが、引出棚の同時製作で見た目がすっきりした。

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