2023/8/5 SONY α6700 を持って高尾山に登ってきた

目次

今回の登山について

まだミラーレス一眼については何の知識もないが、とりあえずα6700と山に登って、すべてオートのおまかせで試し撮りをしてみることにした。

花を撮りたいと思ったので、場所は高尾山に決定。前回登った時と同じように、日影沢の無料駐車場に車を停めて、いろはの森コースで高尾山に登ってから景信山まで歩いて、小下沢を下って日影沢に戻ることにした。

できれば撮りたいと思っていたレンゲショウマはコース中で見つけられなかったが、たくさんの花や昆虫をα6700で写すことができた。

コンデジに比べると大きいことは確かなので、慣れるまでにはしばらくかかりそうだが、またひとつ新たな世界が広がって、出かける楽しみが増えた。

登山の様子

5時過ぎに日影沢に到着したが、駐車場は7割程度埋まっていた。
山頂まで静かな山歩きが続いた。
花などを撮影しながらのんびり歩いて、6:45 高尾山の山頂に到着。
丹沢山地と富士山がよく見えていた。
そのまま城山方面へ向かった。
スジコガネ。動かないので干からびて死んでいるのかと思ったら、ちゃんと生きていた。
早朝は登山者よりもトレランの方を多く見かけた。
シシウドにアカハナカミキリがいた。パッと虫にピントが合うのでサクサク写真が撮れた。
それほど接写していないが、毛が見えるほどバッチリ撮れていた。
城山を通過。
1cmほどの小さな甲虫が道端でじっとしていた。ナガチャコガネかな。
影信山へ向かう登りですでに疲れていた。トレーニング不足を痛感。
9:30 景信山に到着。登山者の数は少なかった。
茶屋の前から眺めた南西の丹沢方面。
南東の高尾山方面の眺め。
山頂標識の前にあるテーブルベンチ。暑いので日影に移動した。
東屋のベンチでおにぎりを食べていたら、1mほど先に虫がいたので撮ってみた。
拡大すると見事にピントが合っていた。
下山開始。小下沢へ下った。
沢沿いまで下りてきた。
カラスアゲハが飛んでいたので、試しに写してみた。

薄暗い沢沿いの撮影で距離もあったので、ダメもとで写してみたが、カメラが勝手に被写体を追尾してきちんとピントは合っていた。望遠レンズならもっとよい写真が撮れていただろう。

良くも悪くも、それなりのカメラとレンズがあれば、素人でも簡単によい写真が撮れる時代となった。1本だけ望遠レンズも買うつもりだが、早く欲しくなってきた。

小下沢キャンプ場跡地に出た。ここからは林道歩きとなる。
足元を飛んでいくチョウも写してみた。
飛んでいるコミスジがバッチリ撮れていた。
道端でじっとしていたウラギンシジミ。
近くの葉にはヒメサナエが止まっていた。
12時前に日影沢の駐車場に戻った。

高尾山&景信山で見かけた花々

オオダイコンソウ。
ヤブラン。
キツネノカミナリ。
ヤブミョウガ。
ミズヒキ。
何度も見かけたハグロソウ。
キンミズヒキ。
オカトラノオかな。
ギボウシ。かなりへたっていたが、綺麗に咲いているものもあった。
クズの花。
たくさん見かけたヘクソカズラ。
アキノタムラソウ。
ヌスビトハギ。
ハエドクソウ。
オミナエシ。
クルマバナかな。
カノツメソウ。
ダイコンソウ。
ヤブマオかな。

※ 高尾山・景信山登山の詳細はこちら → https://mt.ubo-do.com/mt-report/takao-kage2.html

新しいカメラ使用後の率直な感想

SONY α6700について

試しに飛んでいるチョウを写してみたが、被写体を追尾して自動的にピントを合わせるオートフォーカス機能に驚かされた。AFが素早く正確なので、小さな花にピントが合わずにイライラすることもなかった。

まだ全然使いこなせていない段階だが、AF機能が極めて優秀であることだけはよく分かった。

それとグリップの大きさがちょうどよくて、とても持ちやすいと感じた。しっかり持てるし、カメラを構えていない時は指に軽く引っ掛ける感じで持てる。手はどちらかというと小さい方なので、人によっては小さく感じるのかもしれないが、私にはグリップの大きさ、深さ共にピッタリサイズであった。

利き目が左目なので、左側にあるファインダーの位置もあまり気にならなかった。もし利き目が右目だったり、右目でファインダーを覗いて、被写体を左目で確認しながら撮りたい場合などは、慣れが必要かもしれない。

単焦点レンズ E 1.4/15G について

ブログに載せる写真のサイズではあまり違いは分からないが、撮った写真を拡大してみると、G7Xとの解像度の違いがはっきりと分かった。隅々までくっきり写るのだ。自室など狭い場所で写した場合の四隅の歪みも、G7Xとは比較にならないほど少ない。

画角はこれまで使ってきたキャノンのG7Xに近いので、山での撮影時に何の違和感もなかった。

コンデジに慣れているので、α6700との組み合わせは大きく感じたが、カメラが持ちやすいこともあってか、重さはさほど気にならなかった。

ボケ感については、あまり気にしたことがないので分からないが、今後いろいろ試し撮りをして考察してみたいと思う。

カメラの持ち運びについて

モンベルのカメラ用のウエストバックに入れて歩いた。ザックのショルダーハーネスにカメラを取り付ける方法も考えたが、カメラを剥き出しのままで山を歩くことに抵抗を感じたので、とりあえずウエストバック方式にした。

ただ、グレゴリーのがっしりしたウエストベルトとカメラバックが干渉して、ザックのベルトの位置が上にずれてくるという問題が出てきた。ウエストベルトを本来の位置に戻すと、カメラバックが下がり過ぎて、脚を上げたときに若干邪魔になり、また徐々にカメラバックとウエストベルトの位置が上がってくるのだ。我慢できなくもないが、何か工夫が必要だと感じた。

登山時のカメラの持ち運びは重要な問題なので、試行錯誤しながら自分なりの最適解を探したいと思う。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次