今回の登山について
まだミラーレス一眼については何の知識もないが、とりあえずα6700と山に登って、すべてオートのおまかせで試し撮りをしてみることにした。
花を撮りたいと思ったので、場所は高尾山に決定。前回登った時と同じように、日影沢の無料駐車場に車を停めて、いろはの森コースで高尾山に登ってから景信山まで歩いて、小下沢を下って日影沢に戻ることにした。
できれば撮りたいと思っていたレンゲショウマはコース中で見つけられなかったが、たくさんの花や昆虫をα6700で写すことができた。
コンデジに比べると大きいことは確かなので、慣れるまでにはしばらくかかりそうだが、またひとつ新たな世界が広がって、出かける楽しみが増えた。
登山の様子
薄暗い沢沿いの撮影で距離もあったので、ダメもとで写してみたが、カメラが勝手に被写体を追尾してきちんとピントは合っていた。望遠レンズならもっとよい写真が撮れていただろう。
良くも悪くも、それなりのカメラとレンズがあれば、素人でも簡単によい写真が撮れる時代となった。1本だけ望遠レンズも買うつもりだが、早く欲しくなってきた。
高尾山&景信山で見かけた花々
※ 高尾山・景信山登山の詳細はこちら → https://mt.ubo-do.com/mt-report/takao-kage2.html
新しいカメラ使用後の率直な感想
SONY α6700について
試しに飛んでいるチョウを写してみたが、被写体を追尾して自動的にピントを合わせるオートフォーカス機能に驚かされた。AFが素早く正確なので、小さな花にピントが合わずにイライラすることもなかった。
まだ全然使いこなせていない段階だが、AF機能が極めて優秀であることだけはよく分かった。
それとグリップの大きさがちょうどよくて、とても持ちやすいと感じた。しっかり持てるし、カメラを構えていない時は指に軽く引っ掛ける感じで持てる。手はどちらかというと小さい方なので、人によっては小さく感じるのかもしれないが、私にはグリップの大きさ、深さ共にピッタリサイズであった。
利き目が左目なので、左側にあるファインダーの位置もあまり気にならなかった。もし利き目が右目だったり、右目でファインダーを覗いて、被写体を左目で確認しながら撮りたい場合などは、慣れが必要かもしれない。
単焦点レンズ E 1.4/15G について
ブログに載せる写真のサイズではあまり違いは分からないが、撮った写真を拡大してみると、G7Xとの解像度の違いがはっきりと分かった。隅々までくっきり写るのだ。自室など狭い場所で写した場合の四隅の歪みも、G7Xとは比較にならないほど少ない。
画角はこれまで使ってきたキャノンのG7Xに近いので、山での撮影時に何の違和感もなかった。
コンデジに慣れているので、α6700との組み合わせは大きく感じたが、カメラが持ちやすいこともあってか、重さはさほど気にならなかった。
ボケ感については、あまり気にしたことがないので分からないが、今後いろいろ試し撮りをして考察してみたいと思う。
カメラの持ち運びについて
モンベルのカメラ用のウエストバックに入れて歩いた。ザックのショルダーハーネスにカメラを取り付ける方法も考えたが、カメラを剥き出しのままで山を歩くことに抵抗を感じたので、とりあえずウエストバック方式にした。
ただ、グレゴリーのがっしりしたウエストベルトとカメラバックが干渉して、ザックのベルトの位置が上にずれてくるという問題が出てきた。ウエストベルトを本来の位置に戻すと、カメラバックが下がり過ぎて、脚を上げたときに若干邪魔になり、また徐々にカメラバックとウエストベルトの位置が上がってくるのだ。我慢できなくもないが、何か工夫が必要だと感じた。
登山時のカメラの持ち運びは重要な問題なので、試行錯誤しながら自分なりの最適解を探したいと思う。