トチの実を10日から木灰につけて、14日にひと欠片取り出して食べてみると、舌がびりびりに痺れてとても食べられなかった。アク抜きが十分でないのは明らかで、まさに毒のレベルであった。トチの実、恐るべし。
仕方がないので木灰でのアク抜きを継続し、本日また欠片を食べてみたところ、舌にぴりつく感じはほとんどなかった。強アルカリ性の木灰につけ過ぎると風味がなくなるような気がするので、木灰によるアク抜き終了することにして、木灰を洗い流し、トチの実に残っていた薄皮を綺麗にこそぎ取った。
これで1日水につけておけば、アク抜き作業はすべて終了となる。近日中にサトウの切り餅に混ぜてトチ餅を作ってみようと思う。かなりの手間をかけてやっとここまで来たが、さてどうなるものか。