ヤブツバキ 山椿

2021/3/14 埼玉県入間郡越生町 桂木観音

大高取山登山の際に立ち寄った桂木観音の近くで咲いていた。花期の終わりが近いので、登山道にたくさんの花が落ちていた。

基本データ&特徴

  • 漢字名 : 藪椿 別名 : ヤマツバキ (山椿)、ツバキ (椿)
  • ツバキ科 / 常緑小高木 / 花期11-翌4月 / 日本特産 / 北海道を除く地域に分布
  • 樹高10-15m。
  • 花径は5-8cmほどで、筒状の5弁花を咲かせる。
  • 花弁は1枚ずつ散らないで、1花ごとに落ちる。
  • 葉は長い楕円形で対生。葉先が尖り、疎らな鋸歯がある。表面は濃い緑色で艶がある。
  • 種子は油を大量に含んでおり、ツバキ油が採取される。
  • 多数ある園芸品種の基本種となっている。

名前の由来

椿 (ツバキ) という名前の由来には諸説ある。

  • 葉が丈夫なことから「強い葉木 (つばき)」と呼ばれたことに由来。
  • つやのある葉だから「艶葉木 (つやき)」と呼ばれたことに由来。
  • 葉が厚いことから「厚葉木 (あつばぎ)」と呼ばれたことに由来。

ヤブツバキの名前の由来

  • 藪で見られるツバキということから。
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