ウグイスカグラ 鶯狩座、鶯神楽

2021/3/23 北本自然観察公園

遊歩道沿いの日当たりのよい場所に花を咲かせており、樹木の標示板があった。

基本データ&特徴

  • 別名 : ウグイスノキ
  • スイカズラ科スイカズラ属 / 落葉低木 / 花期3~4月 / 北海道南部から九州
  • 株立ち樹形でよく枝分かれする。樹高は3mほどになる。
  • 葉は対生で全縁の不分裂葉。大きさは5cm前後。葉脈がしわ状にくぼんで、葉裏は白みが強い。
  • 若葉は縁が赤みを帯びる。
  • 葉や葉柄は無毛。
  • 毛が多いのはヤマウグイスカグラ、粘る毛 (腺毛) が多いものはミヤマウグイスカグラと呼ばれる。
  • 夏には赤いグミのような果実がなり、食べられる。

名前の由来

名前の由来については諸説あり。

  • 身分の高い人の猟場を「狩座 (かりくら、かくら)」と呼び、この木に実がなる頃にやってくるウグイスの猟場だから「鶯狩座」、すなわち「鶯狩座 (ウグイスカグラ)」となった。
  • ウグイスが隠れるようなヤブになるから「ウグイスカグレ」。音が変化して「ウグイスカグラ」となり、「鶯神楽」という漢字が当てられるようになった。
  • ウグイスが、この木の茂みで飛びまわる姿が神楽を舞っているようだから「鶯神楽」。
  • ウグイスが鳴く頃に花をつけるので「鶯の木」。

ウグイスカグラの写真

2021/3/23 北本自然観察公園
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次