
遊歩道沿いの日当たりのよい場所に花を咲かせており、樹木の標示板があった。
基本データ&特徴
- 別名 : ウグイスノキ
- スイカズラ科スイカズラ属 / 落葉低木 / 花期3~4月 / 北海道南部から九州
- 株立ち樹形でよく枝分かれする。樹高は3mほどになる。
- 葉は対生で全縁の不分裂葉。大きさは5cm前後。葉脈がしわ状にくぼんで、葉裏は白みが強い。
- 若葉は縁が赤みを帯びる。
- 葉や葉柄は無毛。
- 毛が多いのはヤマウグイスカグラ、粘る毛 (腺毛) が多いものはミヤマウグイスカグラと呼ばれる。
- 夏には赤いグミのような果実がなり、食べられる。
名前の由来
名前の由来については諸説あり。
- 身分の高い人の猟場を「狩座 (かりくら、かくら)」と呼び、この木に実がなる頃にやってくるウグイスの猟場だから「鶯狩座」、すなわち「鶯狩座 (ウグイスカグラ)」となった。
- ウグイスが隠れるようなヤブになるから「ウグイスカグレ」。音が変化して「ウグイスカグラ」となり、「鶯神楽」という漢字が当てられるようになった。
- ウグイスが、この木の茂みで飛びまわる姿が神楽を舞っているようだから「鶯神楽」。
- ウグイスが鳴く頃に花をつけるので「鶯の木」。
ウグイスカグラの写真
