
筑波山登山の際に、筑波ユースホステル跡地から筑波高原キャンプ場へ向かう林道脇で見かけた。青々とした葉と真っ赤な実が目をひいた。
基本データ&特徴
- アオキ科 / 常緑低木 / 花期3~5月 / 在来種 / 北海道南部~沖縄
- 日の差し込む植林地や雑木林でよく見られる。庭木にも使われる。
- 寒さ暑さに強く、日陰でもよく育ち、樹高は2~3m。
- 葉は対生で枝の上部に集まる。長楕円形で厚く光沢があり、半分から先に粗い鋸歯あり。
- 花は紫色の入った茶褐色。枝先に円錐状の花序をつくり、小花を多数つける。
- 離弁花で、雄花は4弁花で雄しべも4つ。雌花は4弁花の真ん中に緑色の花柱がある。
- 果実が12月から翌5月頃までついている。実が赤くなるのは1月頃から。
- 葉が小型の変種・ヒメアオキが北海道や日本海側に自生する。
名前の由来
- 古代の日本語では緑色は青 (アオ) に含まれており、四季を通じて枝も葉も青色 ( すなわち緑色) の木であることが名の由来。
アオキの写真




