
基本データ&特徴
- 別名 : ホンアジサイ (本紫陽花) 、八仙花、七変化
- アジサイ科 / 落葉低木 / 花期6月頃 / 園芸品種
- 日本に自生するガクアジサイを原種とした園芸品種で、鎌倉時代から育成されている。
- 花序が球形で、すべて装飾花からなる「手毬咲き」となる。
- 酸性の土壌では青い花が咲き、アルカリ性の土壌では赤い花が咲く。
- 毒性あり。摂食すると中毒を起こす。
- 日本、ヨーロッパ、アメリカなどで観賞用に広く栽培され、多くの品種が作り出されている。
- 本種をヨーロッパで品種改良したものがセイヨウアジサイ。
名前の由来
語源については諸説あり。
- 「真っ青 (藍色) な花が集まったもの」を意味する「あづさい (集真藍)」が転訛して、アジサイになった。(有力説)
- 「厚咲き」が転訛してアジサイになった。
- 別名の「八仙花」、「七変化」は、花の色がコロコロと変わることから。
- 日本語の漢字表記「紫陽花」は、唐の詩人白居易が別の花に付けた名で、平安時代の学者である源順 (みなもとのしたごう) が、この漢字を誤って当てたものが広まったと云われる。
- 万葉集では「味狭藍」「安治佐為」、平安時代の辞典『和名類聚抄』では「阿豆佐為」の字が当てられている。
アジサイの写真















