ベニバナトチノキ 紅花栃の木

2021年6月 埼玉県 上尾丸山公園

基本データ&特徴

  • 学名:Aesculus x carnea 英名:Red horse chestnut
  • ムクロジ科トチノキ属 / 落葉高木 / 花期5~6月
  • ヨーロッパ原産のセイヨウトチノキ (マロニエ) と、北アメリカ原産のアカバナトチノキを掛け合わせた交配種。
  • 高さ10~15mになる。
  • 大正末期に導入され、公園樹や街路樹として植えられている。
  • 花は離弁花で紅色~朱紅色。枝先に直立した円錐花序に咲く。
  • 葉は掌状複葉で対生。小葉は5~7枚で粗い鋸歯がある。
  • 花の後にできる実は堅果で、9月頃に熟す。直径3~5cmの球形で表面に棘あり。

名前の由来

  • 花が紅色で、2種類のトチノキの交配種であることから。

「トチノキ」自体の名前の由来については諸説あり。

  • 実が沢山なるので「十 (ト)」と「千 (チ)」で「トチ」の木となった。
  • アイヌ語でも「トチ」というため、アイヌ語由来説もある。
  • 朝鮮語でドングリを意味する音「dotoli」が転訛して「トチ」となった。
  • 漢名については、「栃」「橡」などの字が用いられてきたが、「十 (ト)」×「千 (チ)」=「万 」で、明治時代に「栃」に統一された。

ベニバナトチノキの写真

2021年6月 埼玉県 上尾丸山公園
2021年6月 埼玉県 上尾丸山公園
2021年6月 埼玉県 上尾丸山公園
2021年6月 埼玉県 上尾丸山公園
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