
基本データ&特徴
- 別名 : ニンドウ (忍冬)、キンギンカ (金銀花)
- スイカズラ科スイカズラ属 / 半常緑つる性木本 / 花期5~6月 / 北海道~九州
- 山野や道端に自生する。
- 花は枝先に2つずつ付き、唇形に2裂する。上唇は浅く4裂、下唇は広めの線形。
- 咲き始めの花は白色で、やがて黄色に変わる。
- 雄蕊は5本、花柱 (雌蕊) は1本。
- 葉は対生し、鋸歯はない。葉裏に毛が多い。
- 葉、茎、花は、お茶やお酒に利用される。
- 9~12月に実が黒く熟す。
名前の由来
(“スイ”の語源には諸説あり)
- 花筒ごと抜いて基部を吸うと甘い蜜が楽しめるため。(有力説)
- 水を吸う蔓という意味でつけられた。
- 薬草として毒を吸うことからつけられた。
- “カズラ”は、つるを古くは蔓 (かずら) と呼んだことに由来する。
- 別名「忍冬」は、葉を丸めて越冬するので、冬を耐え忍ぶという意味でつけられた。
- 別名「金銀花」は、花の色が白から黄色に変化することから。
スイカズラの写真







この本で調べたよ / 参考文献
木の和名の由来と、似た種類の見分け方をコンパクトにまとめた一冊。写真も豊富なので、樹木の同定や学習に一番出番が多い本です。
¥4,180 (2024/05/02 20:39時点 | Amazon調べ)
