基本データ&特徴
- モクセイ科イボタノキ属 / 落葉低木 / 花期5~6月 / 北海道~九州
- 野山に多く自生している。
- 樹高2~4mになる。
- 新枝の先に2~4cmの花序を出して、花を10~20個つける。
- 花は筒状の漏斗形で先が4裂する。
- 雄蕊は2本で花冠から少し見える長さ。雌蕊は1つで短い。
- 葉は対生し、長楕円形で鋸歯はない。
- 秋に黒くて楕円形の実がなる。
名前の由来
- 本種に寄生するカイガラムシから採れる白蝋 (はくろう) で疣 (いぼ) を取ったので、「イボトリノキ」、それが短縮化されて「イボタノキ」になった。
- 江戸時代に「水蝋の木」と漢字が当てられたが、中国の水蝋樹は本種とは別の植物で、誤用されたもの。
イボタノキの写真
この本で調べたよ / 参考文献
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