2021/4/11 筑波山 花登山 カタクリとニリンソウ

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今回の登山コースについて

新型コロナが再び勢いを増している最中ではなあるが、ヤマレコで見た裏筑波の花々をどうしても見たくて、今回は久しぶりの県外登山へ出かけることにした。

筑波高原キャンプ場の手前はダートで道が悪いので、筑波ユースホステル跡地に駐車。筑波高原キャンプ場まで林道を歩き、キャンプ場コースで女体山に登ってから御幸ヶ原で休憩、男体山に登ってから自然研究路を一周して、深峰遊歩道で筑波ユースホステル跡まで下りた。

これまで何度も筑波山には登っているが、梅林を見て筑波山神社側から登るというパターンがほとんどで、裏筑波を歩くのは初めてだった。カタクリが斜面を埋め尽くすほど広大な群落をつくり、ニリンソウのお花畑も見事なもので、これほど花が豊かな山だとは思わなかった。

様々な花が見られて大満足の山行となったが、御幸ヶ原のにぎわいは予想以上で、マスクをしていない人も多かった。気を緩めることなくコロナ対策をしなければと、改めて感じることとなった。

ユースホステル跡から御幸ヶ原まで

6:45 筑波ユースホステル跡に到着。先客は数台のみだった。
駐車場に咲いていたニガイチゴ。
まずは林道を歩いて筑波高原キャンプ場へ。
筑波高原キャンプ場へ向かう途中で眺めのよい場所があった。
小さく可憐なナデシコ科のヒナワチガイソウ。
キャンプ場から登山道へ。
ミカン科のミヤマシミキ。
大きな葉を3枚つけるエイレンソウ。
ミミガタテンナンショウ。テンナンショウの仲間は種類が多いので確信なし。
登山道脇にカタクリが咲き乱れていた。こんなに繁殖力があるとは思わなかった。
3連のカタクリ。標高の高いところほど元気な花が見られた。
タデ科のハルトラノオ。
花がとにかく多いので、なかなか前へ進めなかった。
スミレもたくさん咲いていた。これはフモトスミレかな。
9:10 やっと女体山に到着。
女体山から広大な関東平野を一望する。
西には隣の男体山。
眼下の筑波山ロープウェイ。
ガマ石。ガマの口に小石を投げ入れようとするが、全然入らなかった。
9:30 御幸ヶ原に到着。まだ人はまばらだった。
ちょうどベンチが空いたので、おにぎりを食べてひと休み。

男体山から下山

休憩後は男体山へ。
10:00 男体山に到着。
無線中継所の脇から自然研究路へ。
見事なニリンソウの群落に目を奪われた。
満開のニリンソウをじっくり鑑賞した。
丸い平滑な石がたくさん積み上げられた「大石重ね」。

「大石重ね」とは昔から小石をもって登山すれば、疲れず、罪や過ちも消えると云われ、男体山・女体山の石を拾って神棚に上げてお祈りすれば、子宝をさずかるとも信じられてきた。石の不思議な力を信じる人たちが、筑波山にお参りする際、小石を持って登山し、願いが神様に届くようにと小石を神様の傍においたものが塚とり「大石重ね」となった。(筑波山の道標より)

アブラナ科のユリワサビ。とても小さいのでなかなかピントが合わなかった。
御幸ヶ原に戻ってきた。人がどんどん増えていたので、そのまま下山開始。
立ち並ぶ茶屋の奥にユースホステル跡への下山路があった。
キンポウゲ科のキクザキイチゲ。綺麗に開いたものがなかなかなかった。
とても小さく可愛いキンポウゲ科のトオゴクサバノオ。
深峰遊歩道は車でも通れそうな広い道だった。
11:50 駐車場に到着。たくさん花が見られて楽しかった。

※ 筑波山登山の詳細はこちら → https://mt.ubo-do.com/mt-report/tukuba9.html

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