今年は登山記録をまとめている遊坊堂WebにPHPを導入して更新作業の効率化を図るとともに、中途半端に放置している部分を整理したいと思っていたが、ずっと後回しとなっていた。
6月を過ぎて、今年も半分が終わったのに何も進んでいないことに愕然として、今月に入ってからはWebの方に注力している。
まずは「14歳からのプログラミング」にざっと目を通して、「スラスラわかるPHP 第2版」と「独習PHP 第4版」でPHPの基本的なことを学んだ。
XAMPPとVS Code (Visual Studio Code) をダウンロードしてローカル開発環境を整えたが、テキストにそって実際にPHPを動かしながらプログラミング言語の基本を学ぶうちに、WebにPHPを導入して何ができるかを具体的にイメージできるようになった。
PHPの勘どころが何となく分かってきたので、実際にPHPでやりたいことを教えてくれるサイトをネット検索して読みあさり、まずはHTML内でPHPを動かせるようにすることから始めた。
最初は分からないことだらけで何をするにも時間がかかった。HTML内でPHPを動かすにはコードを書くだけでは不十分で、.htaccessファイルの設置やサーバー側の設定も変える必要があると分かるまでに、随分時間を無駄にしてしまった。
ネット上の説明サイトはほとんど誰かのコピペばかりのようで、知りたい情報になかなかたどり着けない。見た目は違うけど中身はまったく同じというサイトが多くて、何度もうんざりさせられた。ただで学ばせてもらうのだからあまり文句も言えないが、Googleなどの検索サイトには、パクりサイトが検索上位にくることがないようにしてもらいたい。
PHPをHTML内で動かせるようになったら、フッターやサイドバーなど、外部ファイル化する部分を決めて、ひな形を作成した。
ひな形にそった登山記録のページごとの書き換え作業は順次やっていくとして、次は放置したままだった問い合わせページをPHPで作成した。コードの意味を理解しながらコピペできる部分はどんどんコピペしたが、セキュリティ対策も含めて、まあ面倒だった。
コピペでソースコードを書いていくと、どうしてもコードの意味を完全に理解しないまま進んでしまいがちで、コードができあがっても上手くPHPが動かず、どこに問題からあるのかさっぱり分からないということが多々あった。上手く動作しない画面を見て、「なんで…」と力なくつぶやいたことは数知れず。
作業の途中で分かりやすく説明してくれる動画サイトを見つけたので、何度も動画を見返しながら、ひとつひとつ分からないことをつぶしていくつもりでコードの意味を勉強しなおした。
人間50歳も過ぎると、さっき聞いたことを次の瞬間には忘れているということが頻繁に起こるので、何を学ぶにも時間がかかる。頭では分かっていたが、そのことを身をもって実感させられた。
一気に片付けるぞと勢い込んで始めたものの、遅々として進まない状況に何度も陥り、いつの間にか「急がば回れ」の境地へたどり着きましたよ。
試行錯誤しながら作業を進めて、なんとかお問い合わせページは動くようになったものの、そのうち問題が生じるのではないかと戦々恐々としております。
昔の登山記事をレスポンシブ対応にする作業も再開したが、記事の数は多い。フロント・ページにブログの新着情報を載せることも考えているが、いつできるか分からない。
続けていけばいつかは終わるので、コツコツ作業を続けたいと思う。