2025年10月 クジラの置物をアクリル塗装する

先月に道の駅みとみ (西沢渓谷の近く) で購入したクジラの置物を、自分好みに塗装することにした。

元の塗装を落とす

クジラのポップな造形はひと目で気に入ったが、アンティーク感を出そうとしているように見える黒の塗装と合っていないように感じた。
黒ベースに白色がところどころで塗られているのだが、カビのように見えてしまって、この点も気に入らなかった。
サンドペーパーで塗装を削り落としていく。
粗いペーパーで根気よく塗料を落とした。
塗装が落ちて木目が見えるようになってきた。
一木ではなく、尻尾は接ぎ木して作ってあった。

下地にサーフェイサーを塗る

プラモデル用のアクリル塗料で色付けするので、下地処理に「MR.サーフェイサー 1000」を塗った。
2度塗りしておいた。

ベースとなる色を塗る

まずは半光沢のニュートラルグレーを全体に塗ってみた。
さらに左半分は深い青色を塗って、グラデーションをつけてみた。
右半分は赤系にして、色が合わさる上部は深い紫色にした。
腹の部分に渦模様を描いた。
渦があまりくっきり見えないように、上から銀色を薄く塗った。

好きな模様を描いていく

モデルであるマッコウクジラの頭と口の部分は、もっと細くて流線形なのだが、この置物は頭が大きい。この先頭部分に何を描くか、色んなイメージが浮かんだが、とりあえず描いてみることにした。

左半分は月と星座を描くことにして、真ん中は巴紋のようなものにしようかとも思ったが、バランスが難しいので太極図にした。最初は白と黒だったが、ちょっと違うと感じて銀と金の太極図にした。
右半分は何となく炎にしてみた。
炎もグラデーションにする。自分でも何だかよく分からないが、描いていてとても楽しい。
炎の龍を見様見真似で描いてみた。
黄色は目立ち過ぎるので赤系で統一してみたが、何となくまだ違う感じ。
右半分は保留して、左半分に天の川や銀河を描いてみた。どんどん宇宙になっていくので、これも描いて楽しかった。
尻尾に星と月を描いて、ポップな感じにバランスをとる。
月と星の左半分は、これでOKとわりとすぐに感じた。
右の火龍は黒色に塗ってみて、何となく落ち着いた。
右半分にはもう一つの銀河とブラックホール的なものを描いた。際限なく手を入れてしまうので、終わりどころが難しい。
尻尾の裏側にも炎と太陽を描いた。単なる思いつきで意味はなし。
尻尾に炎を追加して、瞳を描いて完成とした。作業をしているうちにどんどん入れ込んでしまい、予想以上に時間がかかってしまった。

自室の棚に置く

手間暇かけて愛着が湧いたので、自室の棚に置くことにした。
ときおり眺めては悦に入る。しばらくは自己満足に浸りたいと思う。
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