2021年3月現在、山の花道のセツブンソウ自生地へ下る遊歩道は、損壊のために通行禁止となっている(自生地まで東側から入ることは可能)。訪れる人が少なくなったからか、セツブンソウの数は数年前より増えていた。
基本データ&特徴
- 漢字名 : 節分草
- キンポウゲ科 / 多年草 / 花期2-3月 / 日本特産種 / 本州 (関東・中部・近畿)に分布
- 花径は2cmほどで草丈は5-15cmほど。
- 白い花びら状のものはがく片で、花弁は密腺に変化した黄色い部分。紫の部分は雄しべの葯。
- 石灰質の土壌を好み、山裾の雑木林などに自生する。
- 埼玉県小鹿野町、栃木県栃木市星野、三重県藤原岳などで自生が見られる絶滅危惧種。
名前の由来
- 早春に芽を出し、節分の頃に花を咲かせることが名前の由来。
- 節分の時期に咲くのは暖かい地方で、山地での開花は3月上旬となる。