
大高取山登山の際に立ち寄った桂木観音の境内で咲いていた。
基本データ&特徴
- 漢字名 : 日本水仙
- ヒガンバナ科 / 多年草 / 花期12-翌2月 / 地中海沿岸地域原産 / 日本各地に野生化
- フサザキスイセンの変種。芳香がある虫媒花。
- 花径は3cm前後。茎先に複数(3~12)の白い花を房状につける。副花冠は黄色。
- 高さ20-40cmほど。
- 地中海沿岸からシルクロードを通って中国から渡来した。
- (スイセン全般の) 花言葉は自己愛、うぬぼれ。ギリシャ神話の美少年ナルキッソスからつけられた。
名前の由来
- 中国名の「水仙」をそのまま音読みしたもの。
- 中国名の水仙は、「仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙」という中国の古典に由来し、水辺で咲く姿を仙人にたとえて名づけられた。
- 学名の Narcissus はギリシャ神話の美少年 Narcissus ナルキッソスが名の由来。泉に映った自分の姿に恋焦がれて死んでしまう美少年の話で、彼の死後に咲いた花がスイセンだった。ナルシシズムの語源でもある。