コチャルメルソウ 小哨吶草

2021/4/3 棒ノ嶺 白谷沢コース

棒ノ嶺登山の際に、白谷沢の岩場に群生しているのを数か所で見つけた。アンテナのような花弁が特徴的で、最初は花に見えなかった。(2021.4.8)

基本データ&特徴

  • ユキノシタ科 / 多年草 / 花期4~6月 / 日本固有種 / 本州、四国、九州に分布
  • 山地の渓流沿いなど湿潤な場所に生育し、走出枝 (地表をはってのびる枝) をのばして群落をつくる。
  • 高さ10~20cmほどになり、花茎の上部に花径1cmほどの花を2~10個つける。
  • 五角形の萼から、魚の骨のような花弁が5個つき出ているのが特徴。雄しべは5個で花柱は2個。
  • 花茎や柄には腺毛が多い。
  • 根生葉は長さ2~5cm。卵形で浅く5裂し、不規則な鋸歯がある。
  • チャルメルソウの仲間は世界で20種類ほどで、その半数は日本固有種。

名前の由来

  • 開いた果実の形が楽器のチャルメラに似ていることが名前の由来。

コチャルメルソウの写真

2021/4/3 棒ノ嶺 白谷沢コース
2021年4月 埼玉県秩父市 熊倉山
2021年4月 埼玉県秩父市 熊倉山
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