棒ノ嶺の白谷沢コースを上っていた時、沢沿いに群生しているのを見かけた。
基本データ&特徴
- ナス科 / 多年草 / 花期4~5月 / 在来種 / 本州、四国、九州
- 山間の日陰などの湿った木陰に群生する。
- 葉腋に暗紫色の花が垂れ下がってつく。花冠は長さ2cmほどの鐘形で、先は浅く5裂する。
- 花冠の内面は淡緑黄色で、雄しべは5本。
- 葉は互生。卵状楕円形で、両面とも無毛。高さ30~60cm。
- アルカロイド類を主な毒成分とする有毒植物で、全草に猛毒があり。
名前の由来
- 食べると毒が回り、錯乱状態になって走り回ることから。また根茎がトコロ(野老)に似ていることから名付けられた。