ヤエムグラ 八重葎

2021年4月 さいたま市 秋ヶ瀬公園

公園の草地に鬱蒼とひと塊になって生えていた。

基本データ&特徴

  • アカネ科 / 1~2年草 / 花期5~6月 / 在来種 / 日本全土に分布
  • 荒地や草地にごく普通に生える。
  • 茎はやわらかく、下向きの細かい棘で他のものにひっかかり、長さ60~90cmになる。
  • 葉の先端は棘のようにとがり、ふちと裏面の主脈に逆向きの棘がある。
  • 本来の葉は2個で、他は托葉が変化したものだが、6~8個が輪生しているように見える。
  • 茎の先や葉腋から花序をだし、小さな緑白~黄緑色の花をつける。
  • 果実は二分果で、カギ状の棘がある。

名前の由来

  • 葉が輪状にいく重にも重なるので「八重」、どこにでも生い茂ることから「葎」とつけられた。
  • 「葎 (むぐら)」は、藪を作る雑草の総称。

ヤエムグラの写真

2021年4月 さいたま市 秋ヶ瀬公園
2021年4月 さいたま市 秋ヶ瀬公園
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